内容説明
双子の妹として生まれたある令嬢は、双子が不吉だという理由から存在を隠され名前すら付けられずに「名無し」と呼ばれるようになる。「名無し」は家族から奴隷のように扱われたが、小さな幸せを見つけて生活していた。そんなある日、双子の姉にきた結婚話を押し付けられ、冷酷非道と噂の公爵・シルヴァンスと結婚することになる。付け焼刃で令嬢教育を叩き込まれ、姉になりきって公爵家へ向かうも言い渡されたのは予想外の言葉で・・・!?
「二年間、白い結婚を続けてくれれば離縁する」
思いがけずスタートしたお飾り妻生活に戸惑いつつも、実家よりも快適な暮らしを大満喫!
夫へのお礼として、彼の仕事の疲れを癒やしたいと試行錯誤していたら、なぜか彼が毎日会いに来て優しい笑顔を向けるようになり――!?
名もなき令嬢と孤高の公爵が愛を知っていく物語。
いま、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
36
双子が不吉というのはよくある話だが、親から名前も付けられず名無しやなんて、しかも自分で生んでおきながら犬畜生にも劣る扱い!許すまじ!。幸せ見つけ・・なかなか難しいです。それをこなすリリーと名付けられた「ナナシ」暖かいいい本でした。甘々もここまでくると・・身がもたないだろうなぁ^^;2025/01/06
正直レビュー
3
双子が忌み嫌われる侯爵家から産まれたヒロインは双子の妹は、侍女に育てられていた。悪女の双子の姉アリッサが婚約者のいる男に手を出して、その罰を償うために身代わりで冷酷公爵に嫁ぐというストーリー。この手のヒロインにしてはへりくだってない分、言葉が引っ掛かる。敬語キャラなのに「なるほど」とか「!」マークが多用されていて、彼女が勢いだけがある新入社員にしか見えない。20歳まで名無しで育てられて、初めて外の世界に行けるのは嬉しいことが分かるけれど、なんか思っていたのと違うというか。2025/05/03
かける
1
双子が不吉と言われてる家に双子の妹として産まれたヒロイン。名付けもなく、奴隷の扱い。姉の身代わりとして公爵に嫁ぐがすぐばれてしまい…。2025/01/05
ウハタ
0
双子の姉が改心したの良かったなと思う。北の修道院での話とか読みたい。2024/12/19
-
- 電子書籍
- 浜田翔子SpecialEdition …
-
- 電子書籍
- カラスはキラキラしたものがお好き【タテ…
-
- 電子書籍
- ヘヴンズドア-自由への旅立ち-【タテヨ…
-
- 電子書籍
- 獣人たちの溺愛すぎる日常【おまけ描き下…
-
- 電子書籍
- 寝ずの番 講談社文庫