日本一わかりやすい宇宙ビジネス――ネクストフロンティアを切り拓く人びと

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日本一わかりやすい宇宙ビジネス――ネクストフロンティアを切り拓く人びと

  • 著者名:中村尚樹
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • プレジデント社(書籍)(2024/06発売)
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  • ISBN:9784833425377

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内容説明

【内容紹介】
2040年には150兆円規模とも言われる宇宙ビジネスの最前線とは?

無人探査機SLIMの月面へのピンポイント着陸、カイロスロケット初号機の打ち上げ、九州のQPS研究所の小型SAR衛星打ち上げをはじめ、国内外で宇宙開発競争が熱気を帯びています。
国家事業を請け負うことで進歩してきた宇宙産業は、今世紀に入って構造が大きく変化しました。急速に発達したIT技術を活用したビジネスをつくろうと、アメリカを中心とする民間のIT関連企業が宇宙産業に参入してきたのです。
いまや大企業からベンチャー企業まで、様々な企業が宇宙開発に尽力。実際に宇宙関連のビジネスを行う企業は世界全体で約1万社を超え、その企業価値総額は4兆ドルを超えると言われています。

本書では、宇宙ビジネスの最前線で活躍する人びとに、元NHK記者である筆者が直接インタビュー。彼らが宇宙にかける熱い思いをひもときつつ、衛星ビジネスから宇宙法の話題まで、様々な角度から宇宙ビジネスの?今″を紹介します。
業界研究中の就活生やビジネスマン、投資家も必読の1冊。

【著者紹介】
[著]中村 尚樹(なかむら・ひさき)
1960年、鳥取市生まれ。九州大学法学部卒。ジャーナリスト。法政大学社会学部非常勤講師。元NHK記者。著書に『最先端の研究者に聞く日本一わかりやすい2050の未来技術』『最前線で働く人に聞く日本一わかりやすい5G』『ストーリーで理解する日本一わかりやすいMaaS&CASE』(いずれもプレジデント社)、『マツダの魂―不屈の男 松田恒次』『最重度の障害児たちが語りはじめるとき』『認知症を生きるということ―治療とケアの最前線』『脳障害を生きる人びと―脳治療の最前線』(いずれも草思社)『占領は終わっていない―核・基地・

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Haruki

6
日本企業の宇宙事業の取材に基づき、代表者の来歴含め事業構想、進展がわかる。AIS(VHF帯)→VDES(衛星利用)の構想。日本は中規模まではすり合わせで得意だが、宇宙など大規模はシステム工学で欧米が先端。またアナログは日本優位。宇宙保険のアンダーライター曰く6号機は高失敗率のジンクス有。内閣府がロケット打上げと衛星運用ライセンス付与を担うがサブオービタル機の扱いや消費者契約の壁等まだ厚い。PFIで官の資金の公共事業への効果的な展開が可能。月の極域は常時日射だが自転28日周期。11年周期の太陽フレアも懸念。2025/09/28

つかず8

6
オーディブル。日本一と記載されている通り、かなり網羅性のある内容だし、取材力の高さを感じる内容だった。最近よく聞くイーロンマスクのロケット一つとっても、ロケットの製造・発射・回収・再利用等の多くのセクターに分けることができ、そのセクター一つ一つに多くのサプライチェーンが存在することを認識できた。もちろん宇宙開発におけるロケットは単なる”移動”手段であり、他にも観光・宿泊・居住・建築・実験・環境・通信・衛星などといった宇宙関連ビジネスは山のようにある。日本はロケット開発においてはアメリカから3周遅れであるが2025/04/18

eda

2
「人工衛星第1号がうち上げられ、つづいて第2号。今度はわれわれの頭の上を、生きた犬ッコロが飛びまわっているというニュース。これにはアッといった。なんだ、科学の方がよっぽど芸術的じゃないか」 一九五七年にソビエト連邦が人工衛星の打ち上げに成功した「スプートニク・ショック」で、芸術家の岡本太郎が驚いている。2025/10/10

Kaede9.9

2
p.98 ・人工衛星(1.通信・放送衛星2.測位衛星 3.観測衛星) ・大きさ(1トン以上 大型衛星、1.1トン〜100キロ 小型衛星、100キロ以下 超小型衛星) ・費用(大型 最大で数100億円、開発時間5〜10年、小型衛星 数十億円) ・コンステレーション(星座)たくさんの小型衛星を低軌道に配置2025/02/20

いへ

2
宇宙開発後進国の印象のある日本でもロマン溢れる開発が進んでいることを知った。実現したらとても夢がある。2024/08/20

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