内容説明
鶴見京介は、裁判所を出たところで司法研修所の同期生で弁護士の的場成美と偶然再開、二か月前に起きた強盗殺人容疑の栗林の弁護についてアドバイスを求められる。栗林は、闇バイトで強盗に入ったことは認めたが、殺害は否認。バイト仲間のイチローが殺したと主張するも、その男の存在が証明出来ないという。一方、鶴見は撲殺事件の容疑者の弁護を引き受ける。半グレだった被害者を調べると、栗林の事件と繋がりが……。“愛”という魔物が生んだ凶行の真相とは!? 大人気! 鶴見弁護士シリーズ最新作!!
目次
第一章 傷心旅行
第二章 愛人の正体
第三章 疑惑の女
第四章 有松にて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
140
鶴見弁護士シリーズの第15弾!悲恋の行き着く先は究極の愛なのか。歪んだ愛が、形を、向きを変えて事件になったのをどう感じるかだなぁ。私が思うに本作は小杉作家をして、男性の望む理想の愛というか女性の姿かも・・って勝手に想像しちゃった次第。事件そのものはあらあら、こう繋がってましたか!な感じで、鶴見弁護士の諦めない姿勢が今回も良い。解説では「隠し味のように地方の古い街が登場」と評していたが、じつは私も今回は何処だろうと楽しみにしている。今回は名古屋から近い有松(絞り染め)に桶狭間古戦場跡だった。2024/05/21
よんよん
33
弁護士シリーズはあまり読んでないが、面白かった。究極の愛の形。2024/06/16
本の虫
2
家庭を壊さず修三だけを愛した、ちづえ。それを知った比奈子。出所したら二人で菩提を弔おうと。普通憎みあうのに…2024/10/22
ぬる燗
1
小杉健治さんの鶴見弁護士シリーズは、「奪還」に続き2作目。 半グレ、闇バイト と純愛が絡むミステリ。さらに地方の観光名所も登場、とくればTVサスペンスドラマだ。警察は相変わらずの誤認逮捕とスジを読み間違った逮捕劇。 今作は、最後に鶴見弁護士も打つ手に詰まり、亡霊頼みとはミステリとしてどうなのかとも思う。 出会うべきでない二人だが、かえって惹かれ合うのかな。愛って深過ぎて理解はできないなぁ。2025/02/15
ダーク
1
★★★★★★★★☆☆2024/06/17




