内容説明
よいことばかり起こればいいけれど、実際はそうもいかないのが人生です。荒ぶる天候、揺れる体調、折に触れて感じる世の中への怒り。だけど、災難続きの日々の中にも小さな“福”は必ずある! 大好物の桃の季節になると時々つくる、桃とルッコラのサラダ。猛暑のなかビーズワックスのラップ作りに挑戦。コロナ問題で殺伐とした日々でも、近所のウグイスの鳴き声に心を和ませる……。ストレスフルな毎日をすこし快適に、すこし楽しく変えてくれる「小さな幸福」を探して、時に成功、時に大失敗の悲喜こもごもを綴る共感必至のエッセイ集!
目次
災い転じて福となす
アボガドショック
うれしい疲れと辛い疲れ
確定申告と梅まつり
お買い物後見人
お金は貯まらず物が溜まる
掃除機とハーブティー
桃の幸せ、ラップの悩み
おネコ様と乳母
豆苗と台風
三十年後の巡り合い
待ちに待った『ケチじょうず』
年金ふざけるんじゃない
ヘルプマークがあってよかった
人間以外、何でもかわいい
マスクとアマビエ
テレビ台からマスク発掘
相変わらず家にいる日々
テレビは不要といいながら
人生二度目のかき揚げ作り
あとがき このごろの小福と災難
文庫版あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃとら
45
【図書館本】久しぶりの群ようこさん。このエッセイを書かれた時期はコロナ禍。日本中の自粛に、サイズが不思議なアベノマスク。そして災難のどさくさに紛れた政治家達。自粛中に新聞記者達と賭け麻雀とか。あったあった、すっかり忘れさられているけれど、今まさに裏金問題を棚上げで、むりやり選挙。群ようこさん又、怒っているだろうな〜と思いながら読了。群家の老女王ニャンは22歳と7ヶ月で亡くなったとか。レオ🐈⬛が同じ年まで生きるとあと17年?ちょっぴり恐怖がよぎりました😨2024/10/22
らび
27
いつも楽しく拝読しているエッセイ集。ですがこれは何というか・・楽しくもなく素晴らしい着眼点でもなくキレというか鋭くなった気がして「あら?こんなんだった?」ちょっと違和感もあり慣れすぎたか、ギスギスを感じてしまいます。まあアナウンサーの「緑の黒髪」のイライラは納得ですが、堂々と読み間違いを気が付かないこともしばしばありで、読みのプロも今は昔・・。老ねこは面白かったです。アボカドの見極めは激しく同意w2024/11/04
ちえり
18
群ようこさんのエッセイ集。私より10歳くらい上かなぁ? いろいろ共感できること多し。今回、着物に纏わる話がたくさんあって、ちよっと考えさせられた。結婚する時に持ってきたもので、まだ仕付糸もついたままの物がある。あれってもう着ないよなぁと思うけど、なぜか処分する気にもなれず。結婚前に一応着付けも習ってて資格も取ったけどなぁ。著者のように買い足したりはしてないけど、わりとあるのよね。嫁入り道具だもんね。あ、死語ですかね。2024/07/07
KAKO
15
日々の生活の中に「小さい福」を見つけて生きていくのには大賛成。我が家も、春になるとウグイスの練習中の鳴き声が聞こえてきて、それが日に日に上手くなっていくのに感心。小さな幸せだなあと思っていたので、群さんも同じように感じてるんだなと嬉しくなった。群さんの小福は、物を減らす、生き物との触れ合い、若い人の感性に出会ったこと、節約上手などなどで、共感できることがたくさんあった。反面、政治家、言葉を知らないアナウンサーなどには、いつもの群節が炸裂し、こちらも面白い。一番刺さったのは、「捨てるべきは所有欲」だった。2024/06/26
しばこ
15
3年ほど前の、コロナ真っ只中の時を思い出しながら、なんだかそんなこともあったなと思ってしまうことがいいんだか悪いんだか。 それにしても、後書きで気になっていたことが書かれていて、あぁやはりそうでしたかと。2024/05/19




