内容説明
爆発的な進化を遂げた「生成AI」。それにより、人類の未来はどう変わるのか。歴史・インターネット・AIに精通する著者だから書けた20万年前から今日までの壮大な歴史巻物。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まーくん
81
Rootportなる人物は一体何者なのでしょうか?著者略歴には会計史研究家、ブロガー、漫画原作者。1985年、東京生まれとある。ググるとブログ『デマこいてんじゃねえ!』を運営してる匿名ブロガー。1985年、東京生まれ…という設定だが真偽のほどは??というのまで。本書中では生物学科出身とも言っているが、分野を超えた幅広い知識に舌を巻く。専門家による共著もありえる内容。AI脅威論検討のため、まず人類の発明の歴史を振り返る。①火の発明から②文字の発明③活版印刷の発明までを解説。そして④科学の発明で世界を変えた⇒2025/09/07
よっち
36
AIによって人々の生活はどのように変わるのか。「AIは敵か? 味方か?」の答えをこれまでの人類の発明の歴史から紐解く1冊。ヒトだけが手に入れたことで進化をもたらした「火の発明」、「文字の発明」によってもたらされた変化、貧富を問わず同じものが読める「活版印刷の発明」と世界を変えた印刷物5選、マルサスの罠を打ち破った鉄道の発明、思考を代替する「コンピューターの発明」、情報を民主化した「インターネットの発明」など、新しい発明がなされるたびに凄まじい抵抗がありましたが、乗り越えてきた歴史がとても興味深かったです。2024/07/09
はやたろう
15
人類の発明について火からAIまで。最後はAIが脅威かどうかの判定。結論はなるほどねって感じ。2024/08/09
hatman
5
人類の発明史。6000年でバルト海沿岸で農耕を始めたホモサピがビタミンBを生成するために白人化し、約200年で化石燃料を肉体労働の代替をさせ、現代人はスマホを使いこなす。ホモサピの適用力はすさまじい。AIも問題なく使いこなすのだろう。ただ心配はAIのポテンシャルの高さから目的設定を誤ると取り返しが利かない事態を簡単に招きそうなことくらいか?! ホモサピは決して知能が高いのではなく集合知を活用できているから高い適用力を得られている。目の前の知識ではなく事柄の理解が重要。利益を出せる範囲でしか普及しないのか。2025/08/14
静岡茶
5
人類史における科学的発明の経緯や影響反応、その理由まで掘り下げ、火からAIまでの発明を記した本。特に発明に至る細かい経緯が圧巻。正直、読者数がもっと増えてもおかしくない良書だと思う。2025/01/11
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