もしかして となりの親子は里親子!?―里親家庭10組の、おとなと子どもの物語―

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍

もしかして となりの親子は里親子!?―里親家庭10組の、おとなと子どもの物語―

  • ISBN:9784844609520

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

【内容紹介】
 里親、里子という言葉は何となく知っている方は多いと思いますが、実際に里親子がどんな生活をおくっているのかを知っていますか?本書では、様々な背景をもつ子どもを家庭に迎え入れ、家族のように暮らす里親家庭の日常を、かわいらしい漫画で紹介し、わかりやすく解説します。
 くすっと笑ってしまう面白いエピソードから、涙なしには読めない感動のエピソードまで、10話を掲載しています。
 「里親子」の存在を多くの方に知っていただくことによって、里親子が少しでも暮らしやすい社会になりますように…そんな願いを込めました。


【著者紹介】
著:三輪 清子(みわ きよこ)
  明治学院大学社会学部社会福祉学科准教授

絵:わたなべ としえ

【目次】
はじめに

第1章 いろいろな里親子の暮らし
 わかなちゃんのお話・短い期間だけ一緒に暮らす
 ひろとくんのお話・里親家庭でふつうに暮らす
 けんたくんとともきくんのお話・実子ときょうだいのように暮らす
 みゆきちゃんのお話・思春期の子どもを預かるということ
 ゆいちゃんのお話・子どもが安心できる地域づくり
 あやちゃんのお話・子どもらしく暮らせる場所とは
 れいかちゃんとえみちゃんのお話・ひとつの家族を作るためには
 あかりちゃんのお話・子どもの自立を応援する
 めぐみちゃんのお話・寄り添いながらサポートする
 くうちゃんのお話・里親になってみてはじめてわかったこと

第2章 里親体験インタビュー
 子どものいる生活は想像していたよりもすごく楽しかった
 里親って大変って思われがちですが、短期の一時保護だってできるんです
 コラム 里親それぞれの思い

第3章 「里親制度」を知っていますか?
 里親って養子縁組とは違うの?
 養育里親とは
 たくさんの子どもを預かるファミリーホーム
 社会的養護を受けた子どもたちの行き先
 里親になるには
 子どもが委託されるまで
 コラム 両親が里親になった!

第4章 児童養護施設と家庭養育
 児童養護施設について
 里親家庭について
 コラム 子ども自身の人生を生きていくために

第5章 子どもにやさしい国を目指して
 あとがきにかえて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てくてく

8
里親のすそ野を広げる上で、具体的にどのような里親、そしてそこで過ごす子がいるのかを、マンガで紹介していたもの。実態の一部を理解する上では有益なのだと思った。2024/10/04

ris3901

4
里親家庭10組を漫画で紹介。小さな子ばかりではないのですね。期間、年代、事情は様々。自分の家庭に受け入れることはとても難しいと感じますが、著者の願い通り、もっと身近な制度になると良いですね。2024/07/14

Humbaba

3
実の親が子供の面倒を見て、成長を見守る。それが一つの、そして一般的な形であるというのは間違いない。しかし、ではそれが唯一絶対の形なのかと言えば決してそうではない。さまざな理由により、特定の期間、あるいはさらに長く子供と一緒にいられなくなるということはあり得る。その場合に無理して子供をそこに縛り付けたとしても、それが最適という訳ではない。それよりも他の人に見てもらった方が、全ての人にとって幸せになれる可能性はある。2024/08/12

がみまぐ

2
図書館で見つけた本。いろんなパターンの里親子の話をマンガで10話と、2組の里親さんへのインタビューと、基礎知識。めっちゃ入り口の一冊としてはハードルが低くてよいです。2024/11/16

こっし

1
里親制度に関する知識はあまりなかったので勉強になった。相性のいい里親が見つかれば、大人数で複数の交代制の職員と暮らす施設よりは安心して落ち着いて暮らせそうだなと思った。ただ、この本を読むと里親になるのは意外と簡単そうだなと思ってしまう部分もある気がする。子どもは確かにかわいいけれど、何歳になっても反抗したり、わざと相手のことを試したりと自分の思いどおりにはならないことが多いから。経済的にも精神的にも余裕のある人に里親になってほしい。2024/11/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21976031
  • ご注意事項

最近チェックした商品