内容説明
音は空気の振動から生まれ、分子同士が振動を伝え鼓膜を震わせる。耳がこれを電気信号に変換し、脳が音として認識する。本書は物理学的な原理からイルカのエコローケーション、周波数、共鳴、音楽理論までをわかりやすく解説。録音技術に焦点を当て、美しい音や様々な音の効果についても深堀りする。音の不思議に迫る一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momonori
2
著者のスティーヴ・マーシャル氏は、イギリスのBBCラジオで音響効果を担当したり、数多くのテレビや映画の音楽を作曲・録音してきた、マルチに活躍するミュージシャンとのことです。本書を読むと、わたしたちが聴覚によってどんな情報を得ていたのかがよくわかります。普段は視覚中心の生きかたをしているので、まるで気づいていませんが、聴覚によっても周囲や環境の情報を得ています。また、諸宗教の特徴として音(言葉・声)の重視を挙げています。「竪琴を発明したヘルメスがロゴスの象徴として扱われた」(一頁)という指摘は興味深いです。2024/10/21
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