シリーズ「あいだで考える」 ハマれないまま、生きてます こどもとおとなのあいだ

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シリーズ「あいだで考える」 ハマれないまま、生きてます こどもとおとなのあいだ

  • 著者名:栗田隆子【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 創元社(2024/05発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~7/26)
  • ポイント 400pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784422360171

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内容説明

いま、子どもと大人の境界はますます曖昧になっている。本書では、子どもにも大人にもハマれないまま生きてきた著者が、自らの「子どもと大人のあいだ」を見つめ、そこにうごめく性と暴力、死への衝動や生のあがきを正直に、飄々と描く。幼少時から周囲の求める「○○らしさ」と闘い、やがてフェミニズムとキリスト教に出会い、言葉と思想を得てきたプロセスを語りだす。子ども/大人の二分法を超え「ひと」のありようを問う1冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

51
【この社会の中でもっと深呼吸ができ、必要な時は疑問や言葉を持てる場所をつくりたい】子どもにも大人にもハマれずに独りで暮らし、物書きと幼稚園にて掃除のアルバイトをしている著者が、「ことば」と「思想」を得てきた自身の過程を語る書。作品案内つき。<「あいだ」という言葉はもうひとつの意味合いを持つ。漢字の「間」はもとは「閒」と書き、「門」と「月」からできた文字で、月が門から見えることを表していると言われるが、「あいだ」という言葉はこの文字のように物事の分かれ目に生じる「穴」のごとき存在を意味する場合がある>と。⇒2024/10/13

えみ

44
家族・友人・知人…どんなに親しい人でも、たとえ前日に話が盛り上がったとしても、何故か短時間でリセットされてしまう親しみ。また顔を合わせるときに微かな緊張をもたらす決して近づけない人との距離。接する時に感じる違和感、馴染めない空気…子供の頃から微かに感じていた正体不明のストレス。繕って装いやり過ごしてきた人間関係。まさかこの本でその正体の一片を目撃することになろうとは。著者のように登校拒否や暴力、自傷行為に至るまでの激はないがただ一点、わけもわからず絶望していた。この共通認識は大きい。人に適応できない同士。2024/06/27

HISA

14
☆☆☆「根っからの悪人っているの?」を読んでから気になっているシリーズ。 著者は生きづらさを感じながらも、自分の中に色んな疑問を持ち続けて、学校と家以外の場所で救われたというのが印象的だった。今で言うサードプレイスって重要。2025/11/30

くるり

14
かなり疲れた。一気読みは絶対にできない、自分は。疲れたけれど大切な本ではある。私は女の身体で生まれてきたけれど、心の性別はどちらにもなる。それもあいだ。栗田さんが描くこどもとおとなのあいだもよく分かる。読みながら自分と向き合い息苦しくなった。疲れたし、苦しい気持ちにもなったのに何故だか身体がすっきりしている。開放されたような気持ちになる。そんな本だった。2024/07/28

のんたろう

6
「○○らしさ」にハマれない。他と同じであることをよしとする日本の学校や社会の中では苦しいだろうと思う。わたしを含め大多数の人は10代であれこれ悩んだとしても、なにかしらの妥協点をみつけてなんとかハマって生きていく。でも栗田さんは容易にハマらない。すごいエネルギーだと思う。疑いを持つことをパワーにし、もがきにもがいてフェミニズムやキリスト教に出会い、自分の言葉を得て生きている。その半生を自殺未遂や母への暴力など、なかなかここまではオープンにできないというほど赤裸々に綴られている。向きあい続けた母君もすごい。2025/06/09

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