内容説明
取材した台所は300軒!『東京の台所』でおなじみの著者が、失敗だらけの28年で見えてきた「書くこと」についてのエッセイ集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もちこ
12
大平さんの文章を初めて読んだが、とても素直で読みやすい文章を書かれるんだなぁと感じた。 ライターとしてのお仕事のこと、仕事を通じて学んだこと、先輩たちから教えてもらったこと、心に残っている言葉、文章に責任と自分なりのテーマを貫くこと。 私はライターではないけれど、働く上で大切なことを教えてもらえた。 もっと大平さんの文章を読んでみたい。2024/05/16
みやこ
7
朝日新聞デジタルマガジン「&w」に連載中の「東京の台所」にて、市井の人びとの台所事情を書き続けている大平一枝さん。彼女の来し方と取材の心構え、書き方、家で仕事をするための時間の使い方、愛用の七つ道具などなどが「あけすけ」にのびのびと描かれている。今やプロでなくとも書いたものが不特定多数の目に触れる時代である。ブログ、SNS、そして読書メーターのレビューなど、メディアに文章を書く人には心に残るヒントが多く見つかるだろう。【いわた書店一万円選書】2024/09/25
きゅー
6
この人の書く文章って染みるんだよね。本書は彼女の執筆論+半生記のようなものでファンとしては非常に楽しく読めた。一つ一つの出来事が彼女のなかで土壌となって、言葉が芽吹く。新米編集記者時代のボスの愛ある指導、インタビュー相手や雑誌編集者などからの言葉を真摯に受け、それが昇華されていく過程を見るに、人って本当に「器」なんだなと思う。彼女がこうして自分のことを書けるだけの媒体を得ているのは、それだけの愛読者がいるから。これからも楽しみにしています。2024/11/28
おさと
6
もっとほかの著作も読みたい。2024/07/20
manami
5
最近、大平一枝さんの本を追いかけて読んでいる。作家・エッセイストである著者が、どんなふうに言葉と向き合っているか、心がけていることや、特にライター時代の研鑽の舞台裏がとてもおもしろくて、しかも心に響く。かつての編集プロダクションのボスに言われた「悲しい話に”悲しい”という言葉を使うのはだめです」「大切という言葉を使わず、いかに大切かを書くのがライターの仕事」に納得。「私の文章磨き、五つのヒント」は、これからも忘れないでおこうと思う。2024/07/21
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