2035年の人間の条件(マガジンハウス新書)

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2035年の人間の条件(マガジンハウス新書)

  • 著者名:暦本純一【著】/落合陽一【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • マガジンハウス(2024/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784838775248

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内容説明

すべてが激変する時代に、どう備え、どう動くか――?
「天才師弟」が描くテクノロジー/人間/社会の未来

◎「AI」は知能の格差を広げる
◎チャットGPTはパーソナルな家庭教師
◎「三角関数は役に立たない」論の愚かしさ


本書では、日本の情報工学をリードする第一線の研究者で、
師弟の間柄でもある暦本純一さんと落合陽一さんが、
「テクノロジーの劇的な変化がもたらす未来」について語っています。

「AI時代に必要とされるIQ以外の知性とは何か?」という問いから、
「未来の人類は“口笛言語”で会話しているかもしれない」という予測まで、
2人の対話は脱線、転回、発展を繰り返しながら、
情報工学の最前線から見えている風景をありありと描き出します。

AIの進化は私たちに何をもたらし、社会をどう変革していくのか。
そして、その進化がつくり出す未来に向けて、どう備え、どう動けばいいのか。
本書では、その答えにつながる知識とヒントが提示されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

23
一時期、「ハイパーメディアクリエイター」という職業があり、当時はそれはもうウサン臭いと思っていたが、このメディアクリエイター2人の対談集を読むと、なるほど「メディアクリエイター」ってそういう人たちなのか、と納得&感動させられるものがあった。以下、気になったトピック…「長嶋茂雄のオノマトペ言語表現と長嶋脳を学習したAI」、「戒名とは、その人の情報を圧縮したベクトル表現である」、「Amazonサービスは若者にとっては自然よりも『自然』であり、また究極の3Dプリンターである」。おもしろい本。2024/06/23

ta_chanko

21
AIをはじめとするテクノロジーの発達によって、西洋的=人間中心主義のアイデンティティが崩壊し、東洋的な自然観・人間観に戻っていくかもしれない。実存的な悩みを抱えなくてもよい(猫のように生きる)ということ。これからは「何が必要か」よりも「何をやりたいか」=「一人遊び」が大切。現在は蒸気機関が回転運動に応用されていなかった時代のように、まだAIが様々なことに応用されていない時代かもしれない。未来が楽しみ。2024/08/22

Cana.t.kazu

9
 理解出来ていることと,受け入れることはやはり違って,難しいです。 でも,読まなければ。2024/07/17

funuu

8
やはり理系の発想は違う。 Amazonを食品がくる自動プリンターととらえる発想には驚く。彼らの考えだと生産力は上がるので人はそんなに働かなくても暮らせる。一瞬の共産主義。 戦争とかの発想は欠落している。2024/06/18

さっちん@顔面書評

8
落合さんの"ラスベガスの「スフィア」というギラッギラの複合アリーナにも「SDGs 電気は大切だ」と表示されていました。あれはトンチが効いていると思いました。"の発言が最高に面白かった! 暦本さんの自己主体感の話、AIは人間の能力を拡張するがそのことが格差を広げる、原理がわかること自体がエンタメ、考えるべきは何が必要かではなく何がやりたいか、などなど非常に刺激的な本でした。 ChatGPTとの対話もタイピングではなく発話で行うと自身の中でのフィードバックもあり面白そうと思いました。実践してみます!2024/06/01

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