内容説明
女の友情は一生モノ、それともハムより薄い?「女性同士の友情」をめぐる俗説を、取材や学術的考察をまじえて解きほぐし、息苦しくない「友だち関係のあり方」を提案する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
24
女性にとっての「女友達」についての一冊。ベストフレンドフォエバー=生涯の大親友、なんて幻想、新しい友達を作るのに遅すぎることはない、ネットで知り合った友人の価値は?女友達同士で揉めるパターンなど身近なことがテーマになっていて、読み物として楽しめた。個人的に刺さったのは女性同士の友情の終わりについての章でした。女友達が離れていくときは、理由を言わないまま去り、残された方は深く傷つく。そうだよね……色々思い出して、面白かったりしんどかったり。面白かったです。2024/07/31
はるき
17
記憶の引き出しから甘辛い思い出が飛び出して、恥ずかしくてたまらん! 女友達との関係は複雑怪奇。皆のこと痛い経験があるはず…。でも、大人になって得た経験値を今こそ活かすときじゃない? 個人的には付かず離れず末永くが理想。関係構築(維持管理)は楽じゃありませんが、やる価値は大きい。2024/06/04
だるー
9
女性同士の友情考察。職場の章は特に参考になる、色んなパターンがあるよね。出世競争とか妬み僻みとか色々あるけど、やっぱり仲良くしとくのがベターだなと改めて思った。読了後、内容が難しく複雑なためか、これと言って頭に何か残るようなものは特になかった。2024/07/31
駒場
8
ホメロスの時代から男性同士の友情は称えられてきたのに女性同士のそれは軽視されてきたとか、はたまた女の子はBFF(Best Friend Forever)がいなきゃいけないとか、世間でごちゃごちゃ言われてるけど実際どうなの?という、複数の女性や専門家に聞き取りした本。半分くらいは著者の実体験なのでエッセイ感が強く、もう少し歴史的・社会学的背景を掘り下げてほしい!という感じだった。が、「大親友」という概念が商業化されてSNSがそれを煽ってる、とかはね、マジでそう!!!という感じだった2024/10/06
ganesha
6
ロンドン出身ミレニアム世代のジャーナリストによる女性同士の友情考察。長い間パートナーと同居しているとときめく相手は友達になる、夫婦単位で親密な友情を築くと夫婦の幸福度が上がる、自分の友達になってくれる人の姿は自分が自分自身にとってどんな友達であるかを反映している、などに共感しつつ読了。2024/07/04
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