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内容説明
定年後を不安に思う人は多い。「成果を上げたい」「他人に嫌われたくない・評価されたい」という現役時代の価値観に囚われると、自分で自分を不幸にしてしまう。しかし実は定年は、他人との競争や自己否定から解放される格好のチャンスだ。過去の不運も過ちもすべて運命であり、「あれはあれでよかった」と納得する。そう思えると自分が自分にとってかけがえのない存在となり、他人は敵でなくなる。幸せな境地に至り、人間としての成長もできる。高齢期を実り豊かな、新しい人生として生き直したい人必読の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いちご
3
人は不満より不安を避ける。しかもそれは無意識的に行われる選択。その無意識の不和を避ける気持ちに関しては、まず認識するところからスタートしないといけない。2024/11/11
はる
1
定年後の生き方について考えさせられた。多くの人が定年後を不安に感じるけれど、本当は“競争から降りられる”という意味で、そこが幸せの分岐点なのだと気づいた。人は他人と比べている限り、幸せにはなれない。老後にうつ病が多いのは、昔の価値観のまま生き続けてしまうからだという指摘が腑に落ちた。価値観は人それぞれで、誰もが自分の固定観念で幸せを測ってしまう。でも、正解はひとつではない。まだまだ定年退職からは程遠い年齢ではあるが、老後という視点から“生きること”を見直せる本だった。2025/11/16
陽之理
1
オーディブル。ラジオのように聴いててもいい言葉がたくさんある。2024/11/16
シュウヘイ
1
比べない心を持つのは悟りを開くのに近いこと 常に意識しておく必要あり2024/08/29
ナンシー
1
タイトルに惹かれ、若い頃読んでいた加藤諦三の本を手にとった。現在もラジオ相談でご活躍中。著者の文章は説得力がある。2024/08/13




