悪い月が昇る

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悪い月が昇る

  • 著者名:海藤文字【著】
  • 価格 ¥1,969(本体¥1,790)
  • 竹書房(2024/05発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801939936

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内容説明

小説投稿サイト〈エブリスタ〉×竹書房が選ぶホラーの頂点
第4回最恐小説大賞受賞作!

脳がザワつく衝撃ラストを見届けよ――。


フリーの編集者・正木和也は妻と五歳の息子・蒼太を連れ、ひと夏を都会の喧騒から離れた避暑地の別荘「カブトムシ荘」で過ごす。
そこは、知人の精神科医が好意で貸してくれた私荘で、妻子が負った列車事故のトラウマを癒すための滞在であった。
時折、失せ物探しや予知など不思議な能力を見せる蒼太。
そして、蒼太にしか見えない友達・コウタ。
正木は別荘のある村の墓地で詩織という少女に出会い、村に伝わる不気味な奇譚、子を攫う妖鬼〈コトリ〉の伝説を知る。
そして始まる村の夏祭り、蒼太が消えた……。

脳を攪乱する衝撃の展開、現実が足元から崩れ去る戦慄のホラーミステリ!

***

寺の掛け軸に記された子をとる鬼【コトリ】の由来――
ある山に鬼がいた。
時折里に下りては子供を攫って食った。母親の嘆き悲しむのを見て己の所業を悔いた鬼は、食った子供に成り代わり、その後母親と共に暮らしたという……。

「ハッピーエンド? これが?」
「母親が鬼と知らなければ。最後まで騙し切れたら、きっとそう――」

世界は、どんな悍ましさも悪も正義になる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

58
PTSDを持つ妻子と共に田舎で過ごすことになった主人公。ただその身の回りで不可思議な事が次々に起こり…と粗筋だけ見れば田舎ホラーなのだが、凡百の作品とは違いそこから抜け出しているだけでも価値がある。そして主人公が完全に信頼できない語り手となっていて、物語自体が不安定感を醸し出している。ホラーとしては完璧。ただそのせいか、作品中盤ある事に思い至ると真相はあっさり読めてしまう。が、ラストはそれでも楽しめるのは正直著者に力量があるなあ。どちらかというと洋画系のホラーですが、最初から最後まで楽しめました。2026/08/02

のりすけ

22
「そうだろうなぁ」という方向に話が進んでいくのは良いとしても、淡々としすぎててゾワゾワしないのはどうしたものか。 2024/07/20

カリン

19
最恐ホラー大賞って言われるほど怖くないよね。夢と現実が入り混じって主人公ともども読者もパニックになるものの、途中で違和感を覚えてくる。だけど延々と家族ごっこの話が続くので中だるみした。真実は主人公にも判っていないと言う事か?2024/09/06

あさみ

17
表紙の少年と制服姿の少女が主人公かと思ってたけど、まさかのお父さんでした。ある大きな事故をきっかけに悪夢を見るようになった蒼太、無気力になってしまった妻・茜、そして何かにつけイライラして酷い頭痛に悩む主人公の正木和也。家族の心を癒すために別荘を借りられることになった家族は、どこかチグハグな、何かに怯える正木。どこまでが本当で妄想なのか悩んで欲しいのでしょうが、ちょっと簡単過ぎましたかね。もっと怖いのイメージしてたので拍子抜け。どうせなら狂気に飲まれて欲しかった。ラストに時系列がバラバラになるのはワザとかな2025/02/21

たくぴー

15
事故のトラウマを癒すために家族で別荘地に行くが実は!?系の話。文章が単調かつ状況説明ばかりで読むのがしんどかった、作文がうまい山田悠介って感じ。三割くらい読めば結末が分かってしまう。好みではなかった。2024/11/23

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