内容説明
エンジニアリングマネジャーとして成長し続けるための秘訣を明かそう―
『スタッフエンジニア』著者が、エンジニアが活躍できる効率的でやりがいのある組織を作りたいリーダーへ贈るマネジメント本、待望の日本語版。
「人は会社を去るのではなくマネジャーのもとを去る」という言葉がある。マネジメントはあらゆる組織で重要だが、どうするべきか誰からも教わらないことが多く、構造化もされていない。複雑なマネジメントの課題に対してよい解決策を得られるか否かで、チームが満足するか不満を感じるかの違いが生まれる。そして最終的には、企業の成否を左右する。
チーム編成から、士気・成果向上、キャリア形成、プロダクト管理、文化醸成、技術継承、技術的負債、上層部との調整まで、エンジニアリングマネジメントのあらゆる課題について、よりよい解決策への道筋を示す。
目次
第1章 導入:重要なパズルを解くために
第2章 組織:機能する組織を作り、維持する
第3章 ツール:変化をマネジメントする手法
第4章 アプローチ:問題解決につなげる
第5章 文化:継続的に取り組んで育成する
第6章 キャリア:同僚と自分に対して責任を持つ
第7章 さらに先へ
補章
原注
訳注
訳者あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
smatsu
3
エンジニアリングマネジメントで重要なことはチーム規模を適切に設定し、ハイパフォーマンスチームを育成すること。チームの4段階:遅延→現状維持→負債返済→革新へと進めていく。そこでマネージャが何をすべきかという話。読んで思ったのは、この話が通用するための認識や文化がアメリカの職場には既にあって、例えばデマルコの言うような「ゆとり」の重要性などは共通認識として最初から共有されていることだ。これは決定的で、日本ではそうはいかない。ゆとりの導入は手抜きやサボりと見なされ、たるんどるとか言う人が必ずいるので大変なのだ2024/12/07
Yoh Sano
2
ゆとりが必要である。余裕のあるチームが開発組織のデバッグとして働く。言ってることはわかるけど。。。2025/02/18
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/fffebd8f-22e2-48e8-8f98-341164721fb4 2025/06/29
ktoyod
1
思ったよりハイレイヤーの話だった。 組織をどう作るか、みたいな話が多かった2024/10/14
はずみ
1
期待としてEMの役割や考え方と立ち向かい方を期待していたが、概ね満足。ただ立ち向かい方に具体例があると良い。あと自分は初めてみた単語(スキップラベル1on1など)がアメリカのITだと一般的なのかもしれないが突然出てくるので理解する上で若干ノイズになった 2024/07/21
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