内容説明
個別最適な学びと協働的な学びを実現する学級経営とは?赤坂先生と8名の先生による、共創的対話。個別最適な学びと協働的な学びを実現する10ヶ条から、ミクロとマクロの協働、自己調整学習によって保障される個別最適な学びなど、取り組み方のアイデアが満載の1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さあちゃん
1
何を目的に教育していくか、どのような姿を目指すのかを明確にする。その目標を達成するための手段が個別最適化や協働的な学び。対教師、児童同士でも対等性、相互尊敬相互信頼を基盤として学びを展開したい。 2025/03/14
U-Tchallenge
1
赤坂先生と八人の対話者による、個別最適な学びや協働的な学びについて学べる内容となっている。対話者の立ち位置によって少し語ることは異なってはいる。しかし、それでもかなり共通する部分を読み取ることができた。それを最後の章で赤坂先生がまとめてくれている。1人1台端末を活用し個別最適な学びを、協働する場面を授業の中で設定する等のことはよく聞く。もちろん、それは必要な視点だとは思う。そして、それを下支えするのは学級経営であり、教師の考え方や在り方のように強く思った。また再読し読み深めたい一冊である。2022/04/24
U-Tchallenge
0
個別最適な学びを生み出すためには、学習者が主体になることが必要だろう、ということを強く感じた。そのためには自己選択・自己決定を保証する必要がある。そして、そこに価値づけ・フィードバックが重なる。そこには教師としての思いや願いが込められているはずだ。そんな思いや願いに沿うような方法を、教師自身が意図的に用いていかないといけないだろう。個別最適な学びを切り口としながら、学級経営や学習指導等を行っていく上で大切にしたいことは何なのか、ということを考えることができた。2023/04/22