内容説明
最も基本的な陸上戦力である歩兵や、陸上兵器の花形たる戦車に比べると、いまひとつ馴染みの薄い「大砲(火砲)」とそれを運用する兵科「砲兵」。
本書では、各種の火砲の概要を紹介するとともに、現代の砲兵戦術を解説、“戦場の王”“戦場の女神”とも称される大砲や砲兵の魅力をお伝えする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nizi
6
航空戦と並び、著者が得意とする砲兵戦の本。個人的には著者が運営していたwebサイトの文も復活して欲しい。2024/05/22
Rin
5
ガンシップ格好いいですね。航空機に火砲積み込むんですよ。驚きです。2026/03/21
Rin
4
火砲は個々の兵器としての性能も大切ですが、有限な量である火砲をどこに投入するかを決定する後方に位置する組織も大切だ、ということです。これを火力支援調整センターと呼びます。2025/06/19
好古
3
90年生まれの私にとって戦争とは9.11に端を発した「アフガン戦争」であり、それに続く「イラク戦争」であった。ベトナム戦争はおろか、湾岸戦争ですら私にとっては「歴史」の中の戦争だ。最初に挙げた二つの戦争は米軍のテクノロジーと機動力で敵政権を倒し、後は特殊部隊や無人機を使った「テロリスト狩り」を中心としたいわゆる「非対称戦争」だった。戦争の形態も、第二次大戦やベトナム戦争のような大規模爆撃ではなく、精密誘導兵器によるピンポイント爆撃や、特殊部隊、無人機による敵要人の暗殺といった、目標を絞った戦いだった。2025/02/27
剛田剛
2
•昔から「砲兵は戦場の神」と言われているが、この神は砲の重量、口径、砲弾の補給、機動性、生残性といった互いに矛盾し合う要素をそれぞれなだめすかしながらでないと機能してくれない厄介ものである。•軍艦の「艦砲」が衰退してミサイルを装備するようになったのも、この「大砲(と砲塔)」の取り扱いの面倒さに海軍が音を上げたという側面もあるはずだ。•しかし陸上では結局のところこの厄介者の神をうまく味方にできないと戦争にならない。それはごく古典的な砲戦が展開されているウクライナ戦線の実像が証明している。2025/07/10




