内容説明
玉砕の島といわれた硫黄島。その中にあった陸軍野戦病院は、水、医療資材不足の状況下で、どう活動し、運営されたのか。その全貌を余すところなく伝える。上海、フィリピン、硫黄島と三度にわたり召集された陸軍軍医大尉は、大本営の「硫黄島玉砕」発表後、どう行動したのか。米軍との交渉、病院組織内での調整、意思統一への努力……。戦争体験の風化、忘却がある今こそ残すべき記録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
櫻井愛
5
硫黄島の野戦病院に赴任した野口大尉(軍医)の回顧録。硫黄島の地下深く掘られた野戦病院にまず圧倒する。米軍の上陸、戦況の悪化につれ、敗残兵(健兵)が病院を「護衛」すると言って続々と集まってくる。ところが……(ネタ伏せ)。ニノの映画、硫黄島の手紙で観たのは摺鉢山の玉砕。この本はその後。特攻隊員や沖縄戦もからんでくる。2023/12/22
bassman_tubacca
1
実際にその場にいた方の手記であるので当時の雰囲気がよく分かりました。また、視点が違う硫黄島の記録も読んでみたいと思います。2023/09/11
ひまつぶ市民。
0
硫黄島の戦闘に関する本や番組は、戦闘職の話に基づくものが多い中で、非戦闘職の軍医が語る話は新鮮だった。2025/07/24
aray
0
これは残すべき書。2024/09/09
カナサク
0
戦争のリアル2024/03/15
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