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内容説明
借金を抱えたパン屋を再建、年商2500万円に! 一生懸命つくったパンなのに、売れ残ったパンは、衛生上、廃棄する他ない。 ではどうしたら? パン屋の3代目は、一時お店を閉めてフランス、オーストリアでパン修業し、店を再スタート。 焼いて売っているのは4種類のパン。つくるのは自分だけ、店番は妻一人。 ほどほどに働くので、時間にゆとりがあり、長期休暇もとれる。 「捨てないパン屋」はそんな店。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばりぼー
30
毎日たくさんパンを焼いていますが、一つも捨てていない。月は仕込み、火・水はネット販売による地方発送のみ、木・金・土が店舗販売で日曜は休み。週6日、昼頃には仕事を終えてのんびりする。夏は1ヶ月から1ヶ月半の休みを取る。良い材料を使って80点を目指す。材料を良くして80点を目指すと、肩の力が抜ける。客の苦情は笑顔で受け入れてすぐ忘れる。うちは常連さんをえこひいきするお店だ。客層を広げようなどとは考えない。目先の新しさを追い求めるのを捨てて、古典から学ぶ「レトロ・イノベーション」、古いものは古くならない。2020/01/24
チャー
15
本書はパン作りを営む著者が、旅を通じて学んだ人にも環境にも優しい生活スタイルについて綴っている。賞味期限だから、規則だからと食糧が大量に廃棄される飽食の時代に、より良いものを大切に作り売り切るという著者のスタイルは単純に良いことだと感じた。本当にいいものを突き詰めていくことで、添加物や化学調味料が不要な身体に優しい自然のものが得られる。また、日々忙しさに追われクタクタになるまで働きづめ無くても、やるべきことを選別しやることを決めることで、十分な生活が可能であるという視点はなるほどと感じた。2022/04/14
Ayakankoku
14
SDGsの作る責任や、働きがいも経済成長もなどが頭に浮かんできた。私はどう仕事をこれからしていく?そんなことを自分に問いかけながら読んだ。2020/12/16
66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)
12
面白かった。いわゆる「働き方改革」の縮図だなと思った。お客様に良かれと思って商品を増やす、時間を延ばす、→ 働く人が疲弊、パンを捨てる → 持続可能じゃない。これを、商品の種類を絞る、売り先(お客様)を絞る、働く人も減らす、時間も減らす。規模は大きくないかもしれないけれど、みんなハッピーじゃないか。つくづく「佰食屋」の本で思ったことと同じなんだよなあ。ジュニア向けの別の本にはなかったのが人件費とお金の話。確かに人を雇うと規模拡大はできるが伴って仕事も増えるんだよね。計算や評価も必要で大変なのだ。図書館本。2021/11/04
mamaboo
10
最近パン屋さんの本をよく読むけど、こんなふうに暮らせるならうらやましい。頑張りすぎてしまうからね。2018/12/09
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