内容説明
「お前が色づいていくところが見たい」目立つ左頬の痣のせいで、顔を隠して生きている王女ファウナ。彼女は海神に身も心も捧げる聖王女とは名ばかりの、いてもいなくてもいい存在になっていた。そんなある日、ファウナは母から死んでくれと言われ、彼女の望み通り、海に身を投げた。もう、生きている意味なんてないと思ったから……。ところが、なぜか海神に助けられ、海底で彼と暮らすことに！ しかも、ことあるごとに彼から口づけられて!? すべてを諦めていた死に損ない王女と海神の純愛ラブファンタジー。 ※電子版はショートストーリー付。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
色素薄い系
2
うーん、実に普通。ファウナが自分の意志で行動するようになるまでとミロスとの交流メインだけどここが実に単調。精霊の喋り方は可愛かったけど挿絵にないので姿が分からず。あと事件が起きるのが遅い。元凶の母親も回想でしか出て来ないから娘に死を強制させたあとどうなったのも分からないし…2025/10/08
