伊賀越え 光秀はなぜ家康を討ち漏らしたのか

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伊賀越え 光秀はなぜ家康を討ち漏らしたのか

  • 著者名:小林正信【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 淡交社(2024/05発売)
  • ポイント 25pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784473045881

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内容説明

天正10年(1582)6月2日未明に起こった「明智光秀の乱(本能寺の変)」の真相に迫るため、その時、堺にいた徳川家康が光秀の追撃を逃れ、どのようにして本領・三河国岡崎へ帰還したのかを説いています。
 著者は、家康とその重臣たちを、随行していた甲斐国の武将・穴山梅雪が影武者となり、従者二百名もの犠牲を払って、増水した木津川を無事に渡河させたとする新説を述べるとともに、梅雪を襲撃したのは、一揆や野盗ではなく、遅れてきた明智軍であったことを立証しています。
 そして、前日に行われた堺の茶会では、千宗易(利休)に代わって津田宗及が亭主を務めたその真意とは何か。光秀の盟友・長岡(細川)藤孝の陰謀、羽柴秀吉の策略など、「伊賀越え」をめぐる、仕組まれた「奇術」の種を明かし、当時、徳川家康こそが知りたかった「伊賀越え」成功の全容を解明しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Abercrombie

4
光秀はなぜ家康を討ち漏らしたのか、から本能寺の変の全体像を把握する? 面白いテーマだと思ったが、家康パートは主題ではない。正味は数多の史料を基に、正親町帝と「公家一統」を目論んだ秀吉が、細川藤孝、前田玄以らの協力者とともに、信長・信忠の仲を裂き、光秀に謀叛をそそのかしてすべての罪を押し付けたとめちゃくちゃ力説するもの。穴山梅雪の別行は囮となるため? 光秀は幕臣・進士一族? 細川藤孝は足利義晴の落胤? ありえなくはないけどちょっと荒唐無稽な気もする。2024/12/05

Humbaba

2
ゲームと異なり現実は一回勝負であり、失敗したからと言ってやり直すことはできない。歴史上の事実はすでに確定した過去の出来事でありいくら考えたところで変わることはない。しかし、では考えることが無意味化と言えば決してそのようなことはなく、どのような要因があり行動に移したのか、また、その時に別の要因があればどうなったのかと想像の翼を広げることはできる。そうやって歴史にあたっていくことで、見えてくるものはある。2024/10/19

takao

2
ふむ2024/06/16

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