内容説明
土の中の糸状菌を活用する「菌ちゃん農法」
農薬・肥料不使用で大豊作にするコツを、図解でわかりやすく解説。
著者の吉田俊道さんは元長崎県の農業改良普及員。長年農業指導に携わって来た吉田さんがたどり着いたのは、無農薬・無肥料にも関わらず、虫をほとんど寄せ付けない「菌ちゃん農法」です。
糸状菌の働きを重視したこの農法は、野菜の栄養価や味もグンとよくなると大評判。全国各地で講演会が開かれるなど、たいへんな広がりを見せています。そんな菌ちゃん農法の土づくり・野菜づくりのコツを豊富な写真とイラストで徹底的に紹介します。
【目次】
第1章 菌の力を生かした理想の土とは?
第2章 実践! 有機物を使った土づくり
第3章 生ごみや太陽を生かした土づくり
第4章 菌の力を借りる植えつけのコツ
第5章 元気野菜の魅力と育て方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
40
土のエコシステムを充実することで、野菜が健康に育つ。そういう内容の本は世の中にごまんとありますが、微生物の力を活かすために使うものが雑草、という夢のような内容にこれはやってみたい!とともう人は多いのでは。開拓地も色々と植生が変わりますが、この本を読んでなるほど!と思ったことがあったので、来年以降様々な場所に様々な有機物を置いて実験してみたいと思います。2024/08/16
CPT
6
最近周りで農業を始める人が多いので手に取った一冊。内容が悪かったわけではないと思うが、興味の惹かれない読書になった。実践を伴わずに理論だけ先行したのがダメだったなと反省。理由は分からないが農業(園芸等も含む)に理屈を持ち込むことに対して、若干の忌避感を感じたのは興味深かった。2024/12/15
Asakura Arata
6
まずは材料作りだなあ。土を知り合いのところからもらってきて、プランターで試してみよう。2024/11/10
yoshi
5
図書館本。もう何年も前から吉田俊道さんのことは知っていたけれど、しっかり弟子入りした気持ちで勉強して小さくプランターでも良いから実践してみたいなと思って動画とともにこの本も図書館で借りてみた。実にわかりやすく説明されていて理解がグッと深まる。さぁ、土づくりして実践だ、と行きたいところです。2024/09/28
もっちゃん
2
農業改良普及員だった筆者が仕事をやめて自分が農業を始める・・・という、その生き方がすごい!!みんなでこの農法をすれば、自然の循環を最大限に生かせるのに・・・。2024/04/21