産医お信なぞとき帖

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産医お信なぞとき帖

  • 著者名:和田はつ子
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • PHP研究所(2024/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569904054

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内容説明

亡き夫の理想を継いで、卓越した腕で助産と日常の医療を手掛ける女医、お信。ある日、宮田という大物産医が不在だったため、容体が急変した大店の妻の出産に代理で携わることに。無事出産を終え、胸を撫でおろしたものの、その数日後、宮田が殺されてしまい、嫌疑がお信にかけられてしまう……。お信が巻き込まれる陰謀、そして産医として直面する生と死のドラマを描く時代医療ミステリー。文庫オリジナル。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

117
久しぶりの和田作品。ん・・ん、お信さんが強い。で、お勉強させられた感じがするが、私の読解力不足を感じた次第。なんとか読了には至ったが私には今一つな読後感。私には合わなかったかな。そんな時もあるさ・・次行きます。2024/06/13

ひさか

25
しんぶん赤旗日曜版2022年10月23日号〜2024年2月11日号に連載された続・お悦さんを改題の上大幅加筆修正して2024年5月PHP文芸文庫より刊行。香盤時計、産屋泥棒、万病癒し菓子、白石宗祐、草木様畏敬の令、の5つの連作短編。1から3話目までは医術と殺人事件のハチャメチャ展開な感じの話だが後ろの2話はなかなかの展開で楽しめました。さて、続くのでしょうか?。2024/06/29

ゆずぽん

21
夫の後を継いで医者と助産を仕事とするお信の日常のミステリー。この時代の女医ってなかなか大変だったよね。でもこの人は強い、いろいろ乗り越えて解決していくんだけれど・・・なんだろ、やっとこ読み終えた感が・・なんか合わなかったなぁ2024/07/17

フキノトウ

12
とても読みやすく面白かった。出産シーンは生々しく、母親を地獄に突き落とす腟瘻が恐ろしい。調べてみると出産だけが原因ではないみたい。他人事ではない。何があってもへこたれないお信は痛快ではあったけれど、最後の白石先生の文に全てを持っていかれた。彼が魅力的だっただけに、切ない。2025/01/24

とみい

6
手に汗握る展開でなかなか楽しく読んだけれど、、小説だからいいのかもしれないが、時代考証とかしてあるようで無視してるようでなんともすわりがわるい気がしてしまったのはなぜだろう。再登場の人物も、一体どの人のこと言ってるんだっけといちいち戻って探すことも多く、会話文の発言の主が、誰かと言うこともしばらく読み進めてからあー、この人ね、となるので集中しきれない感じではあった。自分の老化現象かもしれない2024/05/12

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