内容説明
【視力が落ちるだけじゃない「スマホアイ」の怖さ】
今日、どれだけスマホの画面を見ていますか?
スマホを使いすぎると、目に悪い。
誰もがそう思っているはずです。
視力が落ちる、目が疲れる、乾く、かすむ
といったことは容易に想像がつくし、
実際に経験している人も多いでしょう。
でも実は、スマホの本当の怖さは別にあります。
たとえ視力検査の数字が悪くなくても
眼球運動が鈍くなる、視野が狭まる
内斜視の原因になる、依存性を高める
などの悪影響が生じることがあるのです。
そしてそれらが、運動能力や学習能力、コミュニケーション能力の低下も招くとしたら……
そんな「スマホアイ」の恐ろしさと、スマホとの上手な付き合い方を眼科医の知見から解説するのが本書のテーマです。
【1日2時間以上スマホを見る人、必読】
●スマホ世代の新現代病「スマホアイ」とは
●「スマホ用の目」は周辺視野が狭く遠近感も立体感もつかめない
●子どもの眼球が変形している
●スマホアイになると自転車や車で事故を起こしやすくなる
●スマホアイが子どもの学習を妨げる理由
●眼科医がすすめる、目に負担の少ないスマホの画面設定
●スマホアイを予防するかんたんな習慣
●近視を改善する今注目の治療法オルソケラトロジーとは
など
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
16
眼科専門医の著者がスマホの使いすぎによる目や脳への影響を解説した本。より身近な存在となったスマホは近くの小さな範囲を凝視することから、目に対する悪影響が大きい。そもそも人の目は近場を長時間見るようにはできていないという指摘はなるほどと納得。少しでも悪化を防ぐためにはできるだけ距離を離し、適度に遠くを見る機会を挟みながら使うことが肝要。眼はあらゆる情報を取り込む基本。特に幼少期は画面ばかりではなく実物や景色を広く深く見ることで脳や神経を作ることが大切。眼精疲労はホットアイマスクなどで和らげると良い。2024/12/01
キヨとも
0
スマホは目だけではなく脳も破壊する。 近視になりやすく視力が悪くなる以外にもデメリットがある事が書いてある。 子供も持つ親の為に書かれている本。 特に六歳以外の子どもを持つ親には必ず呼んでこれからのスマホとの距離感を見直して欲しい。 子どもには、なるべく外で遠くを見る遊びをやらせた方が良いと思いました。 自分が子どもだった頃、小学二年まで家にゲームを買わなかった事が、今思えば正しかったのかと親への感謝の気持ちになった。2024/09/01
ちもころ
0
オルソケラトロジー、低濃度アトロピン点眼 2024/11/07追記 今年度初めて眼鏡を作った子どもが、自由診療でオルソケラトロジーを始め、非常に快適に過ごしています。この本何気なく手に取ったけど乱読してて良かったです。2024/07/16