最後の花火 横浜こどもホスピス「うみそら」物語

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最後の花火 横浜こどもホスピス「うみそら」物語

  • 著者名:浜田奈美【著者】
  • 価格 ¥1,899(本体¥1,727)
  • 朝日新聞出版(2024/05発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022519832

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内容説明

さまざまな人の善意で設立された、こどもホスピス「うみそら」。ここで過ごした家族の物語を描き、グリーフケアなどの課題にも踏み込む。こどもたちの思い、家族の葛藤、ボランティアの奮闘など、「うみそら」に集まった人びとの足跡を丹念に追った感動の記録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちい

4
佐々涼子さんの「夜明けを待つ」のあとがきに載っていた横浜の子どもホスピス「うみとそらのおうち」を描いた本書。そこは、命を脅かす病を抱える子どもとその家族が、医療から離れリラックスした時間を過ごせる場所。自宅と病院以外知らない子どもの世界にもう一つの居場所を提供する。そこには「多幸感」があるという。開所から運営まで、強い思いがないとできないと思う◆一方で、施設に繋がれるのは一定の経済力とリテラシーがある家庭がほとんど、と言った言葉も。だよね…(そんな気がした)病気は平等に訪れるのに、最期はそうでないのか…2025/02/19

sattin

2
やっと読めた。この本が佐々さんの作でないのが残念な気もするが、少ないルポライターとして浜田さんにも頑張っていただきたいです。発病してからの佐々さんが出てこられて懐かしいというか、淋しいというか。身近に子ども病院があるので施設の創造はつくが、医療行為から離れた場所であることは意外だった。2025/05/30

chuji

2
久喜市立中央図書館の本。2024年5月初版。書き下ろし。親より先に逝くから余計悲しい。オイラの子供は障がい者ですが、親としては先に死ねない。中々辛い譚です。最終章でオイラの推し「佐々涼子」さんの元気な姿が確認出来てほっとしました。2024/07/21

ビーグル犬大吉

1
馬齢を重ねてしまった私には、こどもたちの純粋さに胸を打たれる思いだった。病気のことなんか忘れて、思いっきり遊べる場所はたしかに必要。今後、「うみそら」のようなこどもと家族が一緒に遊べる施設がたくさんできてほしい。「いつ何があっても後悔しないように、命ある限りやりたいことに挑戦する」という言葉は子供には言わせたくなかった。佐々さんのインタビューで、「子どもたちは生きることの輝き、その瞬間をとらえる天才」という言葉は的を射ていると思った。「うみそら」は自宅から徒歩で行ける場所にあったのでいつか尋ねてみたい。2024/06/22

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