自民党と派閥 政治の密室 増補最新版

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自民党と派閥 政治の密室 増補最新版

  • 著者名:渡辺恒雄
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 実業之日本社(2024/05発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408650999

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内容説明

読売新聞主筆が「密室政治」の内実を記した『派閥と多党化時代 政治の密室 増補新版』(雪華社・1967年)を緊急復刊!!

元読売新聞政治部長(専務取締役編集局長)の前木理一郎による「令和の派閥と政党政治の将来」についての解説を収録。
自民党裏金事件が政界を揺るがす今こそ必読の1 冊!
派閥の発生理由
第一には国会議員が、官役職を得る足場として派閥に属して、その序列を待ち、親分
たる実力政治家の力を頼ろうとすることにより、第二には、資金的な恩恵を得ようとすること(本文より)
【目次】
復刊にあたって 前木理一郎
序章 敗者―党人派の没落―
第一章 密室―総裁公選の証言―
第二章 人気―指導力と大衆―
第三章 資金―政界の土壌―
第四章 派閥(上)―権力への階段―
第五章 派閥(下)―実力者の系譜―
第六章 多党化時代―一九六七年選挙の底流―
第七章 二党制の神話―多党化のすすめ―
第八章 密室政治の終焉―多党化時代の政権―
附表 戦後総選挙各党議席数及び得票率一覧表
あとがき
増補第一章 令和の派閥―人事、カネ、選挙、総裁選―前木理一郎
増補第二章 政党政治の変遷と将来―多党化時代の行方―前木理一郎
附表 自民党の主な派閥(グループを含む)の変遷
解説 前木理一郎

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナリボー

6
8/10 ナベツネの記者時代の熱意、時代を動かした足跡が垣間見え、また政治の生々しさにも触れることができ有意義だった。2025/01/16

乱読家 護る会支持!

5
①ポスト配分②活動資金③選挙支援の三つを原因として自然発生し、自民党総裁選の存在が派閥を定着させた。 派閥政治から抜けられない自民党。 LGBT法案では、自民党内の多くの議員が本心では反対しているのに、国会決議で反対した(議場を退席)した議員は青山繁晴議員らわずか3名に過ぎなかった。 日本政治にとって唯一の救いは、どの派閥にも属さず、誰とも利害関係を持たない、完全無派閥の青山繁晴参議院議員だけなのだが、本書は青山議員については一切触れない。本書も派閥政治、既得権益の中から抜け出せていない。2024/07/11

Kolon

4
政権を狙う政治家にとって理念に生き冷飯を喰うことは、極めて困難な事である。 冷飯を喰うとは、政治資金源から遠ざかる事だ。 政権を取るためには資金力が必要で理念は不要であるばかりか有害ですらある、と書いてある本書。 現代においてもそうなんだろう。 しかし一人だけ例外の国会議員を知っている。 その人が日本のリーダーになる日を更に希望したくなる本であった。2024/09/11

のん

4
渡邉恒雄が1966年に刊行した『政治の密室』の増補版『派閥と多党化時代』(1967年)を復刊したもの。派閥の存在理由はポスト、資金、中選挙区制、総裁公選制にあることを生々しい実例と共に分析している。 2024/05/18

stama

1
今読むと用語や個人名に馴染みがなくて、難しい部分もあるけど、根本的な考え方は勉強になる。政治資金問題による派閥の解消、総裁選、衆参同時選挙?があるすごいタイミングでの復刊だったと思う。 2025/01/23

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