内容説明
30年を超える記者生活で警察庁・警視庁・大阪府警をはじめ全国の警察に深い人脈を築き、重大事件を追ってきた記者が明らかにする刑事捜査の最前線。
・1990年の「1000人に1.2人」から「565京人に1人」の精度へ、格段の進化を遂げているDNA鑑定
・初動で圧倒的な力を発揮する防カメ捜査
・長く「客観証拠の王様」とし君臨し、いまでも重要度は下がらない指紋鑑定
・サリン事件でも和歌山カレー事件でも威力を発揮した毒物捜査
・取調刑事はどのように容疑者に真実を語らせるのか
・近年言われる取調力の低下の理由とは
・近年苦戦する汚職捜査にどう対応するのか
・神戸連続児童殺傷事件を早期解決に導いた指揮官の勘。
・工藤会壊滅作戦
・新たな犯罪として登場し、増殖・変化を続ける特殊詐欺にどのように立ち向かうのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
120
日本の刑事警察は、袴田事件の再審無罪のように苦い失敗を積み重ねてきた。戦前からの自白偏重主義が続き、地下鉄サリン事件までは科学捜査も重視されずにいた。検挙率低下の現実に直面した警察首脳部が捜査と鑑識と科捜研を有機的に結合させる方向へ舵を切るプロセスを、長くサツ回りを務めた記者の経験と視点から描き出す。犯罪の進化に合わせて捜査を進化させるやり方は一応成功したが、今度は捜査技術の継承と捜査を指揮できる人材の育成が急務となっている。どれだけ科学を導入しようとも、人の起こした犯罪を解決するのは人だけだと痛感する。2024/10/27
ma-bo
83
30年を超える記者生活で多くの重大事件、事故を取材。全国の警察に人脈を築いた著者が明らかにする刑事捜査の最前線。グリコ森永事件、地下鉄サリン事件、神戸児童連続殺人事件から「工藤会」頂上作戦、ルフィグループの広域強盗事件まで、昭和から平成、令和までの重大事件を中心に表に出ていない捜査陣の動きや証言、捜査方法を検証。また無理な取り調べ等刑事警察の負の側面も取り上げている。 2024/09/24
さっちゃん
43
昭和、平成、令和の有名な大事件からオレオレ詐欺まで、様々な事件を題材に事件捜査のあれこれを紹介。警察の不祥事も耳にするが、殆んどの警察官は国民の安全を守る捜査機関としての自覚や覚悟を持って職務にあたっている。膨大な防犯カメラをチェックして犯人を追う忍耐力や執念、被疑者を完落ちさせるコミュニケーション力、初動で事件性の有無を見極める判断力、組織としても個としても力が求められる。警察の捜査に興味がある人や、刑事ドラマや警察ミステリが好きな人は楽しめると思う。 2024/06/21
Roko
35
DNA鑑定や防犯カメラといった技術の進歩とともに、実際に捜査をする方たちの努力やカンといった、人間力も犯罪捜査に対してとても重要なものだということが良くわかる内容でした。 この本を読んだら、犯罪を犯すなんて割りの悪いことはやらない方がいいって、とてもよくわかりますよ。 #刑事捜査の最前線 #NetGalleyJP2024/06/01
とっく~。
10
警察官が主人公の小説は好きなのでたくさん読んできたが、捜査方法がどこまでリアルなのかわからなかったので参考になりました。 現在では遺伝子鑑定、指紋、防犯カメラといった科学捜査が主流ということだが昔ながらの人海戦術もまだまだ難事件の解決には重要だということです。 最近あったストーカー殺人事件や海外に拠点を持つ特殊詐欺事件など捜査や立件が難しいものもあるようですが、警察には頑張ってほしいです。2025/06/03
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