内容説明
テロ発生により、アメリカのアフガニスタン侵攻が決定した。日本は後方支援のため、イージス艦こんごうを含む海上自衛隊第二護衛隊群を出撃させる。ところがその一時間後、静寂に包まれていた全艦は、正体不明のサイバー・テロに遭遇し、霧中を抜けるとそこはマリアナ沖海戦直前の昭和19年6月10日の太平洋上だった!
歴史を知る小野田海将補は、サイパン・グアム陥落がB‐29の焦土作戦の始まりと考え、大日本帝国海軍第二戦隊として参戦することを決意する。
マリアナ諸島を舞台に繰り広げられる、智将スプルーアンスと小野田海将補の一進一退の頭脳戦。果たして最新鋭兵器を有する第二護衛隊群は、日本の未来を変えられるのか!?
この作品は2004年9月に小社より刊行された『超時空艦隊』の改装版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かつおさん
18
メッチャ面白かった、というか、今のコロナ環境下で最高のストレス解消ノベルでした。イージス艦を含む(当時の)最新鋭艦が太平洋戦争のマリアナ沖海戦にタイムスリップ。米太平洋艦隊相手に大奮闘。最新火器とレーダー、あと、なんと言っても史実を知ってるから強い。自衛官の個人携帯電話が零戦パイロットの最高の通信手段になるのも面白い。よくあるタイムスリップものと違い、歴史は変えるし、元の時代には戻れないっていうのもいいね! スーッとした💥2020/05/20
キリン
10
読み応えアリのボリューム。タイムスリップした海自艦、普通ならラストに戻るのが戻らない。続くのかな?2018/07/04
asky0084
0
★★☆☆☆2018/04/27
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