ビジョンプロセシング――ゴールセッティングの呪縛から脱却し「今、ここにある未来」を解き放つ

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ビジョンプロセシング――ゴールセッティングの呪縛から脱却し「今、ここにある未来」を解き放つ

  • 著者名:中土井僚【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 英治出版(2024/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862763037

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内容説明

「答えがないのに、ゴールを示すべき」
というジレンマを、誰もが抱えている



そのビジョンは、「現在の自分たち」を勇気づけ、
主体性と創造性を解放しようとしているか?
日々のプロセスを問い直すものとなっているか?


自己変容×イノベーションを起こす“U理論”第一人者が
人と組織における長年の実践から編み出した
「不確実な未来との向き合い方」



社会がますます複雑になり、予想外の状況が次々と起こるなかで、将来の見通しはますます不確実なものになっています。
一方で、多くの組織では「うちの会社はビジョンがない」「もっと魅力的なビジョンをつくるべきだ」というプレッシャーが、特にリーダーや経営層にのしかかっています。
このような状況下で、私たちはどんなふうに未来と向き合えばよいでしょうか?


その問いにひとつの方向性を示すのが「ビジョンプロセシング」です。
誰かが魅力的なビジョンを設定してくれるのを待つのではなく、1人ひとりが「ほんとうに大切なもの」を問い直し、日々の仕事・生活のなかで未来と向き合う「プロセスとしてのビジョンの見つめ方・捉え方」を提案します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわ

3
SNSで買っている人がいたので読む。いわゆる因果関係が明らかとなっている秩序系の世界観から、VUCAの時代と言われるような非秩序系の世界観においては、計画一本足の仕事ではダメで、行動ベースのマインドセット「も」身に着けていく必要があるということが述べられている。個人的に参考になったのは、「ビジョン」という言葉が使われているときに人によって語っているレイヤーが違うというもので、それはその通りだと思う。パーパス経営のように抽象的なお題目が世間を賑わせることも多いが、ビジョンをきちんと考えるというのによい本。2024/07/28

晴れ

1
 不安になることばかり書いてあってその対策も大して役に立ちそうにない気がしたのは読み方が歪んでいるせいでしょうか?。2025/08/03

nabechiki

1
めちゃいい。今年ベストかも。しかし如何せん難しくて分厚い。5冊くらい読んだ気分。 ・ビジョンが機能しない可能性があるにもかかわらず、モチベ維持、力を合わせるためにビジョンを必要としてしまうジレンマ ・ビジョンは答えではなく良質な「問い」 ・波乗り型プランニング:ビジョン=問いの誘発、状況(波)を察知し新たな方向にかじを切るための指針を繰り出し続ける、学習による変化を持続可能性の重点要因 ・洞察:物事を観察し、本質や奥底にあるものを見通すこと、分析:複雑な事柄を要素や成分に分け構成を明らかにすること2024/11/23

かずさん

1
「答えがないのに、ゴールを示すべき」というジレンマを、誰もが抱えている。という本のコピーがまさに!と思い、手に取りました。現代は計画を立てても環境が変化していくのに、人は計画のような見通しが無いとモチベーションを発揮しづらい。本当に今必要とされている考え方と感じます。2024/08/18

tetekoguma

0
計画的、目的論的な世界観からの脱却はよくいわれますが、具体的にどうしたらいいかイメージできる人は意外と少ないかもしれません。実務家としてU理論などの普及やコンサルティングを行ってきた著者がさまざまな知見、経験や手法を統合しこれからの生成的な世界観の中での行動の取り方を解説してくれています。現時天でのイノベーションの実践知の金字塔でしばらくは関係者のバイブルになると思いました。スゴ本!2025/08/17

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