内容説明
四季折々の行事から見る
日本文化の魅力
人はなぜ祭りに熱狂するのか?
ねぶた(青森)、三社祭(東京)、御柱祭(長野)、祇園祭(京都)、遠野まつり(岩手)など、
今も日本全国で多くの人を熱狂させる祭り。
本書は全国47都道府県から100超もの祭りを厳選し季節別に紹介しています。
メジャーな祭りから、秘境の地でのマニアックな祭りまで、盛りだくさん。
その祭りがより深く理解できるように、起源から、祭りの手順、見所までを
すべて図解しています。
序章の「祭りの基本」では祭り、基礎知識として押さえておきたい祭りの起源や構造、
さまざまな宗教や古典芸能との関わり、祭りの必須アイテムである山車、神輿、船などについても詳しく紹介しています。
また、その祭りは誰をまつっているのかが分かるよう、
関連する神様(ご先祖様を含む)をピックアップ。
日本人が大切に守ってきた信仰がより深く理解できるように工夫しています。
読後は、ぜひ実際に現地に足を運んでください。
本書で取り上げたような細々したことまで知ってから祭りを見ると、
祭りがさらに楽しくなるはずです。
※本書は2018年に刊行された『日本の祭り 解剖図鑑』から新たに祭りの項目を増やし、再編集したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maekoo
9
民俗学を齧って様々な地域の文化や風習を学んでいるとやはり「祭り」に行き着く。 最近は気候変動で薄れて来ているが、日本は四季折々の風情ある様々な行事や祭りが各地域で引き継がれている。 震災やコロナで痛手を受け、なりて不足や高齢化で縮小や廃絶した祭りも多い。 小生の地域も過去重たかった神輿が引き車に替わった! この本は解り易い図解で日本全国の失われつつある祭りも含め、謂れや伝承・内容・意味・行き方を紹介した優れもの! 被災地でも復活したり等、祭りの持つ明るさと病や禍に負けない根源的な力を感じる事の出来る良書!2024/08/01
takao
1
ふむ2024/09/28