内容説明
哲学や思想を学ぶことは本来、とても面白い。それは、世界がどのように変遷してきたかがわかるから。本書の切り口は、哲学者や思想家たちの「常識破り」の作法。彼らは、当時の時代を支配する固定観念を壊し、新しい時代のあり方を提案してきた。そして実際に世界を変えてきた。私たちが歴史から学ぶべきは、今の固定観念は何なのか、それを打ち破るにはどうしたらよいか、その作法を学ぶことだ。たとえば、現代のエネルギーやお金、労働などの常識は本当なのか? 現代の常識をイノベートするための一冊。
目次
はじめに
1 西洋哲学・思想 過去の常識を破り、新常識を創った人たち
古代哲学・思想
中世の哲学・思想
ルネサンスの哲学・思想
近代の哲学・思想
産業革命以降の哲学・思想
現代の哲学・思想
2 東洋思想 再解釈を繰り返す思想
中国哲学・思想
3 最後に 現代の常識をイノベートするために
あとがき
主要参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ta_chanko
17
著名な哲学者や思想家たちが偉大なのは、その時代の固定観念を打ち破り、危険を顧みずに新しい考え方を主張したこと。誰もが少なからず固定観念に縛られて生きているが、少しでも世の中を良くするため、アップデートしていくためには、自分の感性に正直になって疑問や違和感に向き合い行動していくことが大切。保守的な人が大半なので批判や攻撃を受けるかもしれないが、これと信じたことは追究していくこと。その積み重ねで、世の中はより良くアップデートされていく。2024/04/07
yoneyama
13
著者のTwitterから知る。世界史で名前と功績一言くらいだけを覚えただけの超有名人たちがどう「常識破り」だったかを分かりやすく面白く読んだ。気になっていたことがわかり、かなりスッキリする本。主眼は、今我々の常識のアップデートとは何か?という最終章ではあるが、やはり歴史を知るということは欠かせないしおもしろい。原典や研究所は難しい言葉の本ばっかりなので本当に助かる。これを全部読んだっていう学生時代、本当に貴重な時間過ごしましたね。2024/11/24
さちめりー
8
おもしろくてスラスラ読めた。主に西洋哲学や思想の転換ポイントになる人物や事柄が端的にまとめられていて、今現在に通じる思想の歴史を整理してみることができた。その転換を成した人物がもしいなかったら当時の時代の要請に合わせて誰か別の人物が同じような転換を成したのだろうかな、とか想像がふくらむ。現在も思想の移り変わりの最中だ。これからどんな流れを成すのか楽しみでもあり心配でもある。自分の言動で流れに影響が出るのか出ないのかわかりませんが、みんなが居心地のよい方を選んでいけばよい流れが作られるんだろうなとは思う。2025/02/10
ちい
7
このジャンルは難しいイメージがあるが、これは面白い。西洋・中国の名だたる哲学者の思想や発展の流れ、西洋と中国の哲学・思想の違いが分かって面白い。今では当たり前とされるていることが、当時は新しい考え方を示した者は異端視され、周囲から理解されないことも多く、権力者に嫌われて殺されるなど、人間の進化(?)が目に見えるよう。個人的に納得したのはソクラテスの産婆術の話。「天才を崇め、その教えを聞くだけの姿勢では、弟子は天才の劣化コピーでしかなくなる。どれだけ鮮明なコピー機でも、コピーを繰り返すと(続)2024/10/22
aya
5
わかってからどうこう言うのは簡単だけど、知らない時にそれを思いつくってなんだろね、すごい。 哲学も宗教も必要性があってうまれたのか。2024/07/26




