市民政治50年 ――菅直人回顧録

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市民政治50年 ――菅直人回顧録

  • 著者名:菅直人【著者】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 筑摩書房(2024/05発売)
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  • ISBN:9784480885333

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内容説明

市民運動家から首相へ波乱の政治活動を自ら語る。日本政治の複雑な歩みを証言する第一級資料。 【目次】 第1章 否定論理からは何も生まれない 1974-1976/第2章 市民ゲリラ国会に挑む 1977-1980/第3章 市民と政治 1980-1992/第4章 私は日本型「民主党」をめざす 1993-1995/第5章 大臣 1996/第6章 なぜ私は「奇兵隊」をめざすか 1996-2003/第7章 第九十四代内閣総理大臣就任 2004-2011/第8章 東電福島原発事故―総理大臣として考えたこと 2011/第9章 未完の日本改革 2011-2013

目次

まえがき/第一章 否定論理からは何も生まれない 1974-1976/山口県で生まれ、東京・三鷹市へ/東工大での学園闘争/めざすは「最小不幸社会」/就職と結婚/市民運動/市川房枝さんの選挙/政治のダイナミズムを実感/市議選での一票差での敗北/ロッキード選挙で初立候補/第二章 市民ゲリラ国会に挑む 1977-1980/江田三郎氏の社会党離党/公開討論会での「社会主義」をめぐる議論/江田三郎氏の急死と参院選/社民連へ/二度目の衆院選(一九七九年)/衆参ダブル選挙/市民参加型選挙を展開/一五万七九二一票/市民ゲリラ国会に挑む/面白かったのは菅直人の当選だけ/第三章 市民と政治 1980-1992/質問主意書と国会図書館/社会労働委員会での最初の質問は人工透析/練馬市民大学での講演/役割の実践──丸山ワクチンの例を通じて/薬事審議会の一人二役を発見/もうひとつの反カク運動/一九八三年の衆院選で再選/社会党と統一会派/狂乱地価/野党らしくない法案/第四章 私は日本型「民主党」をめざす 1993-1995/社会党・土井ブーム/昭和から平成へ/社会党に市民派議員多数誕生/細川政権/細川連立内閣の誕生から村山内閣へ/自社さ・村山政権へ/連立政権の政策決定システム/新進党結党、村山内閣退陣/住専問題/第五章 大臣 1996/薬害エイズ事件とは/厚生大臣就任/調査チームの設置/郡司ファイル発見/謝罪/市民運動と議員の枠割分担の実践/食中毒O‐157/閣議はサイン会、大臣は省内で孤独/第六章 なぜ私は「奇兵隊」をめざすか 1996-2003/民主党結党へ/民主党(第一次)結党/民主党、参院選勝利/金融国会で民主党案を成立させる/森内閣から小泉内閣/看板倒れの小泉内閣/代表に復帰/民由合併、マニフェスト選挙/第七章 第九十四代内閣総理大臣就任 2004-2011/年金未納問題で代表辞任/郵政選挙で大敗/反転攻勢/国家戦略担当大臣から財務大臣へ/財務大臣としてギリシャ危機に遭遇する/鳩山首相、辞任/第九十四代内閣総理大臣就任/参議院選挙での敗北/第八章 東電福島原発事故──総理大臣として考えたこと 2011/福島第一原発全電源喪失/なぜ、福島の現場へ飛んだか/届いた電源車が役に立たない/ベントの遅れの真実/初動/燃え尽きない原子力発電所/最悪のシナリオ/原子力委員長のシナリオ/『日本沈没』が現実に/さらに続く最悪のシナリオ/最高責任者としての悩み/東電撤退と統合本部/反転攻勢/神のご加護/日本崩壊の深淵をのぞく/原発問題は哲学である/人間との共存/「菅おろし」/八月六日・広島での挨拶/第九章 未完の日本改革 2011-2013/民主党、政権を失う/お遍路結願/市民運動、再び/エネルギー政策の全面的見直しについて/七月十三日の「脱原発依存」発言について/「海水注入を止めた」報道について/再生可能エネルギー促進法案/反原発運動の高まりについて/官邸前抗議行動について/野田総理との会談について/人々と政治の距離/原発ゼロの決意/立憲民主党の結党/未完の日本改革/原発ゼロへ/不出馬宣言/あとがき/「書く人」としての菅直人──編集にあたって 中川右介/巻末資料/菅直人著作一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nishiyan

10
菅直人元首相の回顧録。過去に発表した論文も収録することで、回顧録にありがちな極端な美化や記憶の曖昧さから出る時系列の誤りが排除されるように工夫されている点は好感が持てた。読みごたえがあったのは第6章までで第7章から現在に至るまではイマイチだった。市民運動から政治を志し、図らずも「社会党解体」を成し遂げるまでの人生は興味深い。旧民主党結成時に厚生相在職のまま党候補として戦った経緯だが、橋本首相から辞任に及ばずとの話からで、今にしてみたら大らかというか、首相が選挙後を見据えていたとしたら面白いなと思った。2024/07/22

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0
言い訳多め。2024/05/06

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