日経BPクラシックス 資本主義、社会主義、民主主義 1

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日経BPクラシックス 資本主義、社会主義、民主主義 1

  • 著者名:ヨーゼフ・シュンペーター【著】/大野一【訳】
  • 価格 ¥2,860(本体¥2,600)
  • 日経BP(2024/04発売)
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  • ISBN:9784822251598

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内容説明

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日経BPクラシックス 第18弾
「創造的破壊」というキー概念が出てくる、ケインズと並ぶ20世紀を代表する経済学の巨人シュンペーターの主著。

「本書は、ノンフィクションの世界に聳え立つ二〇世紀の金字塔です。著者のヨーゼフ・シュンペーターは主に経済学者として活躍しましたが、本書は決して一つの領域に収まるものではありません。
従来の垣根を越えて、経済学、歴史学、政治学、社会学、哲学、法学、ビジネスの世界を自在に行き交います。
シュンペーターと同世代の思想家で、これほど膨大な知識を融合して、このような一つの独創的な世界に統合する訓練を受けた人は――そしてそれを実現できた人は――極めて稀でした。(中略)

シュンペーターは自らの途方もない才能と知識をすべて本書につぎ込みました。この本は四〇年にわたって重ねてきた歴史、イデオロギー、経済制度、政治、人間社会に関する深い思索の結晶です。
自分の好みを表に出さないよう細心の注意を払っており、これまでのどの著作よりも手の込んだ作品となっています。」(トーマス・K・マクロウによる本書序文から)

目次

トーマス・K・マクロウによる序文
第1部 マルクス主義
  第1章 預言者マルクス
  第2章 社会学者マルクス
  第3章 経済学者マルクス
  第4章 教育者マルクス
第2部 資本主義は存続できるか
  第5章 経済成長率
  第6章 資本主義のイメージ
  第7章 創造的破壊のプロセス
  第8章 独占的行為
  第9章 禁猟期
  第10章 投資機会の消滅
  第11章 資本主義文明
  第12章 崩れ落ちる防壁
  第13章 広がる敵意
  第14章 解体
第3部 社会主義は機能するか
  第15章 下準備
  第16章 社会主義の設計図
  第17章 設計図の比較
  第18章 人的要素
  第19章 移行期

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mkt

6
社会主義移行①産業を管理する巨大な装置が存続していなければならない②抑圧され隷従し搾取されながらも統制がとれ団結し、組織化された労働者の存在が必要となる/資本主義には必然的に自滅に向かう傾向がある。、そして、そうした傾向は進歩にブレーキをかける傾向としてまず現れることが多い/資本主義のプロセスは自らの制度的枠組みを破壊するだけでなく、次の枠組みのための条件も生み出す/社会主義は自己規律と集団規律が強まる可能性がある/社会主義以外に社会の規律を取り戻す手段はない?/ 20220309読了 511P 47分 2022/03/09

ヨンデル

1
昔読んだ本です、整理のため登録しています。2024/06/23

k_omni

1
シュンペーターが社会主義を完全に肯定的に論じていて驚いた。2022/05/26

せきも

1
資本主義と社会主義について詳細に説明されていました。 1940年前後に書かれたものですが、今でも通用する内容だ思いました。資本主義の問題点として合理的な思考が進むことで地域や家族に対する考え方が変わり、大家族の解体や人口の減少が進むこと、高等教育を受ける人が増えることで発言に責任を持たない知識人が増え、資本主義の弊害となるという部分は興味深かったですね。単純な社会主義には批判的ですが、大企業による独占や公的機関の拡大が資本主義から社会主義への移行を円滑にすることも説明されており、視点が変わりました。2022/03/27

seigo0814

1
「隷従への道」に引き続き、資本主義を再勉強するために再読しました。未だに右なのか、左なのか、わからないシュンペーターです。成長と分配などという言葉を耳にするご時世、現代は行き場のなくなった資本主義が社会主義に移行していく過渡期なのでしょうか。それがいいのか悪いのか、よくわかりませんが現代を読み解く鍵にしたいと思います。引き続き、Ⅱに進みます。2022/01/03

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