扶桑社BOOKS新書<br> 軍艦進化論 ペリー黒船艦隊からウクライナ戦争無人艦隊まで

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扶桑社BOOKS新書
軍艦進化論 ペリー黒船艦隊からウクライナ戦争無人艦隊まで

  • 著者名:佐々木孝博
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 扶桑社(2024/04発売)
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  • ISBN:9784594096809

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内容説明

黒船が鎖国を解き、真珠湾攻撃が巨艦を無用の長物とし、ウクライナ戦争が兵士のいない戦場をつくりだす……?
軍艦の進化をトレースすると、国家の転換点、戦争形態や作戦・戦術・戦略の変化が鮮明に浮かびあがってくる。各国海軍の最前線に何度も足を運んだ元海将補が、解りやすく説く!

「砲艦外交」のための軍艦→「敵よりも大砲打撃力の勝る軍艦」が中心、大艦巨砲主義の芽生え→「大艦巨砲主義の中心となる戦艦」が中心、艦隊決戦が海戦の雌雄を決する→「戦艦(大艦巨砲主義:艦隊決戦)」から「空母(空母機動部隊による航空作戦主流)」へ→「空母機動部隊主流は変化なしも、ミサイル対応艦の必要性増大」……「イージス艦」の登場・「ステルス艦(艦上の突起物がなくレーダーを反射にくい)」の登場→「空母主流」「イージス艦の有用性」に変化なしも、「弾道ミサイル対応イージス艦」の必要性増大→「現有艦艇」の有用性は変わらずも、「無人艦隊」による海戦のブレークスルー――という変遷を詳しく解説。

第一章 海軍黎明期の軍艦
第二章 日清・日露戦争時の軍艦
第三章 建艦競争期および海軍軍縮条約期の軍艦
第四章 第二次世界大戦時の軍艦
第五章 第二次世界大戦後・米ソ冷戦期の軍艦
第六章 ポスト冷戦期の現代戦における各国の軍艦
第七章 有人艦艇から無人化艦艇・AI化艦艇の時代へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

niz001

5
分かりやすい軍艦史、むしろあっさりし過ぎなぐらい。ドレッドノートは今改めて艦型図見ると、マスト左右に二門あるのは古く感じる。2024/07/21

babochan0517

2
▼戦略三文書までスコープに含めた類書はないものと思い手に取る。第二次世界大戦終了までの軍艦史としてはそれなりに充実している。筆者が冒頭で触れたとおり、優れた先行研究が既に蓄積されているからだろう。これらを俯瞰できる意味でよかった。▼他方で、冷戦期~現代については、急ぎ足で置いて行かれる感が顕著であり、脚注も二次情報以下の「まとめ」が強く、三文書以降については防衛白書の記述そのものという感じ。正直新たな気付きとは出会えなかった。▼2時間くらいでざっと目を通すのが丁度よい。2025/01/03

こけこ

2
戦争記念館などで見ただけで、あまり軍艦の本を読んだことがない。戦艦か変われば、それに伴う作戦や戦い方も変化する。知らないことばかりで、勉強になったが!こういうものを使わないで済む世界になることを願う。2024/12/23

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