よくわかるRFID(改訂3版) ―電子タグのすべて―

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よくわかるRFID(改訂3版) ―電子タグのすべて―

  • ISBN:9784274231858

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内容説明

FAや物流の作業軽減・時間短縮など効率化が図れる!RFIDを導入したい方におすすめの書!
RFID(Radio Frequency Identification)とは、電波を用いて非接触によりデータの読み取り、書き込みなどができる技術で、特にFAや物流の分野での効率化に大いに役立つものです。
本書は、RFIDの原理や特徴、標準化の動向、アプリケーション、法令や規制への対応、応用例など、RFIDをとりまくさまざまな情報を収録しています。RFIDを検討・導入するにあたって知っておきたいことが簡潔にまとまっている一冊です。

目次

第1章 RFIDとは
 1.1 自動認識(AIDC)技術の概要
 1.2 RFID技術の概要
 1.3 RFIDの市場動向
 1.4 RFIDの未来
 
第2章 RFIDの基礎用語
 2.0 RFIDに関する基礎用語
 2.1 電磁界に関する基礎用語
 2.2 電波に関する基礎用語
 2.3 通信に関する基礎用語
 2.4 電力に関する基礎用語
 2.5 メモリに関する用語と単位
 2.6 識別番号の種類と役割
 
第3章 RFIDの原理と特徴
 3.1 リーダ・ライタとRFタグ間の交信
 3.2 電力伝送
 3.3 データ交信
 3.4 アンチコリジョン(複数一括読み取り)
 
第4章 RFタグ
 4.1 RFタグの分類
 4.2 RFタグの構成
 4.3 RFタグの構成要素
 4.4 メモリの種類
 
第5章 リーダ・ライタ
 5.1 リーダ・ライタの構成
 5.2 リーダ・ライタの出力と法規制
 5.3 リーダ・ライタの形状
 5.4 免許と技術証明
 
第6章 電波法とその他の法規・規格
 6.1 規制法規の概要
 6.2 国内のRFIDに関する規制緩和
 6.3 EMC規制と機器の安全規格
 6.4 電波防護指針とRFID機器運用ガイドライン
 6.5 無線局の申請手続き
 6.6 日・欧・米の規制
 
第7章 使用上の留意点と活用法
 7.1 RFID利用上の一般的な留意点
 7.2 各周波数帯の活用法
 
第8章 RFID国際標準化の動向
 8.1 標準の必要性
 8.2 国内規格と国際規格
 8.3 企業における標準の位置づけ
 8.4 標準と企業戦略
 8.5 国際標準化団体
 8.6 ISO/IEC JTC1 SC31
 8.7 SC31の規格開発協力団体
 8.8 RFID規格の階層
 8.9 RFID関連規格開発の分担
 8.10 RFIDの規格
 8.11 コード体系
 8.12 データストラクチャ
 8.13 データ識別子
 8.14 リライタブルハイブリッドメディア
 
第9章 RFIDのアプリケーションの標準化の動向
 9.1 はじめに
 9.2 市場のニーズ
 9.3 トレーサビリティの本質
 9.4 自動認識技術の本質
 9.5 データキャリアの本質
 9.6 RFIDを利用したサプライチェーン規格
 9.7 リアルタイムロケーションシステム(RTLS)
 9.8 海上コンテナ用RFID 
 9.9 その他RFIDの標準化の動向
 9.10 今後の展望
 
第10章 RFIDの応用例
 10.1 RFIDおよびGPSを利用した車両ロケーション管理システムの実用化
 10.2 油・水・薬品の漏れを検知できるRFIDタグを用いた配管リーク(液漏れ)などの監視システム
 10.3 温度ロガー機能付きデュアルRFIDラベルによる農産物の定温物流管理
 10.4 RFIDを活用した樹脂製通箱高速仕分けシステム
 10.5 スペシャリティ医薬品の流通管理ソリューション
 10.6 医療分野におけるRFIDの活用
 10.7 ヤマト運輸株式会社が提供する「手ぶらチェックインサービス」におけるRFIDの活用
 10.8 RFID検体情報統括管理システム「TRIPS」(Technomedica RFID Process control System)
 10.9 PUF機能搭載RFIDを使った 真贋判定サービスの導入
 10.10 センサインターフェースつきパッシブ型RFIDを用いたコンクリート構造物診断システム
 
付録
 RFID 機器運用ガイドライン
 規格一覧表
 一般社団法人日本自動認識システム協会の沿革

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keitakenny

2
用語、原理特徴から法規制、標準化動向と事例とくまなく網羅 電波に加えてソフトアプリの拡充で、ここでもシステムの栄枯盛衰を感じ取れる タグの展開次第でまだまだ活用エリアが広がっていきそうに思う 次の改訂版ではどんな技術が入ってくるか、はたまた改訂されず、新たなシステムが構築されるのか 2024/09/07

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