内容説明
あるピアノがひとりの少女と出会う。ピアノは「メロディ」と名づけられ、ふたりはいつも一緒だった。しかし少女が成長するにつれ、メロディは弾かれることが少なくなる。長い年月が経ったある日、作業員がやってきてメロディは連れていかれてしまい……。
※国語の教科書(小学校3年生)掲載作品です。
※英語訳つきです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
9
佐竹美保さんの絵を求めて。ヤマハが出した本らしい、ピアノへの愛がいっぱいに詰まったお話です。くすのきしげのりさんの実体験に基づいたお話。ある女の子の6歳の誕生日にプレゼントされたピアノ。メロディと名付けられて、女の子とともに大きくなる。成長とともにだんだん弾かれなくなるのはどのおうちでもありがちなことです。でも、放置されていた日々を超えて、修理され、再び小さな女の子の元へと届けられる。輝かしい時間が戻ってきたのです。母娘を繋ぐピアノ、どんな音を響かせるのでしょう。英語併記。2024/07/10
ganesha
4
あるピアノと女の子が出会ってそれから。幸せが続いて嬉しい。2024/05/26