内容説明
ニュースと現場と、ときどきネコと――。
「報道ステーション」に来てからの怒濤の日々。
その裏で自らの“仕事”と向き合い、書きためてきた思いの詰まったコラム集。真っ直ぐな言葉が胸に響く全71篇を収録。
その週のニュースの中から、自分の心がとらえたものを改めて整理し、言葉を当てはめ、文章を紡いでいく。そして、行きづまったときはネコに助けてもらう。遊んでいるうちに視界が開けることもあれば、新たな気づきに至ることもある。そうして書き上げたコラムは、一つひとつがいわば「ニュースのあとがき」であり、この本のタイトルそのものだ。 (「はじめに」より)
番組HPの名物コラム「報ステ後記」がついに書籍化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
99
「報道ステーション」公式HP連載のコラム。ある大学教授から「あなたはニュースを情で語るようなところがある」と指摘されたとあるが、確かに、文章の端々から、大越キャスターの温かくて誠実な人柄が滲み出ている。一方、それが「客観性を損なわないよう、控えめに取材実感を語ることを心掛けている」という姿勢となり、物足りなさにも繋がるのだが…。本書でもスポーツの話題が多いが、私は、毎日のニュースでスポーツ報道は不要だと思う。プロ野球など一週間分まとめるくらいで十分ではないか。伝えるべき大切なことは、もっと沢山あるのに…。2024/05/30
ざっく
13
最近、本が全然読めていないので久しぶりの投稿。とりあえず読みかけの本を一冊は持っておくというのは続けていく。東大野球部出身というのが印象強い筆者。大学卒業後、NHKに入り、記者でキャリアを積み、50歳以降からキャスターとしてテレビに出始めたようだ。キャスターは、アナウンサーとは少し異なり、主観的な考えを出しても良いみたい。ニュースの「あとがき」として書く場所があるのが羨ましい。筆者の最新の記事を読みながら、ニュースに敏感になっていければ良いなと思った。2024/08/19
newman
11
著者が東大野球部の投手で活躍していたというのは知っていたが日本の大学の代表として出場の経験もあると聞いてびっくりしました。 山口真由さんが2割は人とは違うコメントをしようとしていると本に書いていますが何でも傾向と対策はあるものと感心しましたが、比べると著者はテレビでもこの本でも大人しいなと読みました。NHKの時代に比べガードが堅いかなと思いましたが民放なら一言で失職するかも知れないものなと考えれば仕方ないのかも知れません。 何月何日のあとがきと書いているので、そうかもうあの事件から2年も経っちゃっ(続く)2024/09/17
伊達者
4
大越は信頼している好きなキャスターだ。サンデースポーツのキャスターについてさらりと自分で名乗りを挙げたと書いているけどホント?番組HPのコラムを集めた本だがコラムを書いている息遣いが聞こえるものも。掲載時の時の世の中の空気が分かる感じがする。次々と起こる事件や出来事で忘れかけていたことを本書を読んでいくつも思い出した。今日現在の政治資金規正法の改正騒動も自民の思惑通り1年もたてば忘れてしまいそうだがそうしてはならない。2024/06/01
めい
4
大越さんの報道に向き合う真摯さが伝わる。家庭菜園や野球や猫と時々見せてくれる生活も楽しく写真もかわいい。報ステ後記これから毎週楽しみにしています2024/05/26
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