内容説明
ニュースと現場と、ときどきネコと――。
「報道ステーション」に来てからの怒濤の日々。
その裏で自らの“仕事”と向き合い、書きためてきた思いの詰まったコラム集。真っ直ぐな言葉が胸に響く全71篇を収録。
その週のニュースの中から、自分の心がとらえたものを改めて整理し、言葉を当てはめ、文章を紡いでいく。そして、行きづまったときはネコに助けてもらう。遊んでいるうちに視界が開けることもあれば、新たな気づきに至ることもある。そうして書き上げたコラムは、一つひとつがいわば「ニュースのあとがき」であり、この本のタイトルそのものだ。 (「はじめに」より)
番組HPの名物コラム「報ステ後記」がついに書籍化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
100
「報道ステーション」公式HP連載のコラム。ある大学教授から「あなたはニュースを情で語るようなところがある」と指摘されたとあるが、確かに、文章の端々から、大越キャスターの温かくて誠実な人柄が滲み出ている。一方、それが「客観性を損なわないよう、控えめに取材実感を語ることを心掛けている」という姿勢となり、物足りなさにも繋がるのだが…。本書でもスポーツの話題が多いが、私は、毎日のニュースでスポーツ報道は不要だと思う。プロ野球など一週間分まとめるくらいで十分ではないか。伝えるべき大切なことは、もっと沢山あるのに…。2024/05/30
Garfield
18
Audible 「ニュースウォッチ9」キャスターからの降板は、当時、原発再稼働に対する慎重コメントを受けて政府に忖度した更迭人事との報道が多くのメディアでなされた。原発以外も、番組内で時に政府に腰の据わった厳しいコメントをする姿に好感を持っていた。そんな大越さんが、報道ステーションに移り、取り上げたニュースを話題に週一で綴っているブログをまとめた本書。番組での一つのコメントに向けて悩み・考え抜いた過程が語られ、そのニュースを思い出しながら自分でも考えたりしながら、興味深く聴読させて頂いた。 ★★★★☆☆☆2026/01/29
katherine
17
NHK時代から大越キャスターのファンですが、番組の連載コラムをまとめた本書を読み、その魅力を再確認しました。ジャーナリストとしての熱意はもちろん、愛猫や家庭菜園、お母様のエピソードまでユーモアたっぷりに描かれていて、とにかく面白い。現場取材を大切にする言葉には、やはり説得力があります。また、元日米大学野球の代表という経歴を持つ大越さんならではの、2023年WBC優勝時の興奮が伝わるコラムには思わず笑ってしまった。特に仕事への向き合い方を「丁寧」ではなく「丹念」と表現されていたのが印象的。2026/05/02
ざっく
14
最近、本が全然読めていないので久しぶりの投稿。とりあえず読みかけの本を一冊は持っておくというのは続けていく。東大野球部出身というのが印象強い筆者。大学卒業後、NHKに入り、記者でキャリアを積み、50歳以降からキャスターとしてテレビに出始めたようだ。キャスターは、アナウンサーとは少し異なり、主観的な考えを出しても良いみたい。ニュースの「あとがき」として書く場所があるのが羨ましい。筆者の最新の記事を読みながら、ニュースに敏感になっていければ良いなと思った。2024/08/19
newman
11
著者が東大野球部の投手で活躍していたというのは知っていたが日本の大学の代表として出場の経験もあると聞いてびっくりしました。 山口真由さんが2割は人とは違うコメントをしようとしていると本に書いていますが何でも傾向と対策はあるものと感心しましたが、比べると著者はテレビでもこの本でも大人しいなと読みました。NHKの時代に比べガードが堅いかなと思いましたが民放なら一言で失職するかも知れないものなと考えれば仕方ないのかも知れません。 何月何日のあとがきと書いているので、そうかもうあの事件から2年も経っちゃっ(続く)2024/09/17
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