内容説明
周りと違う体の特徴を持っている女性・悠亜は、生活にどこか生きづらさを感じていた。ある時、母との会話の中で自分が実の娘でないことを知る。自分は何者か、居場所はどこにあるのか、悩みつつも悠亜は花屋で働き始めるが、初対面であるはずの店主・吉沢の顔に何故か懐かしさを感じていた。実は彼は悠亜のある秘密を知っていたのだ──。一人の女性が悩みながらも自分の居場所をみつける物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aki
4
Kindle Unlimited//2023/02/18
HaruNii
3
指紋がないという特殊体質をもった悠亜。 花屋への転職をきっかけに安住の生活にたどり着く。 特殊体質の秘密を少しだけ明かす終わり方も心地よかったです。2022/10/15
kanabun48
1
生まれつき指紋が無い人。 調べたら実在してビックリしました。 普通に生活できない苦悩と葛藤があるが最後心温まる話でした。 欲を言えば吉沢の過去等もう少し知りたかったかな?2022/05/29
いちごおれ
1
生きづらさを抱えた女性が安住の地を見つける物語 展開に驚く。2021/06/10
サンテ
0
自然の描写と主人公が自分に自信を持っていく過程と織りなす50ページの短編小説。 普通と思われていることが、主人公にはない。 そんな彼女が今まで属していた環境から疎外感を抱きながら生きてきた中で、見つけたお花屋さんで出会ったのは...? 人が愛する人を見つけるときの気持ちを言語化してくれて、腑に落ちた。 (短編小説だけど、主人公の視点が唐突に変わっていくのがやや読みづらかったかも) 「人それぞれに安住の地があるはず。」2023/10/04
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