内容説明
昼間は男子中学生の好奇の目に晒され、夜はデート嬢として大人の男のあらゆる欲望を満たす。国語教師麻生里久、三十歳。心の裡にぽっかり空いた隙間を埋めるように、男たちの慰みものに。心の闇、癒し、愛、そして容赦ない暴力を描いた衝撃作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kera1019
3
読後、背表紙に「心の闇、癒し、愛、そして容赦ない暴力を描いた衝撃作。」とあるのを読んで思わず笑ってしまう。内容の5分の4はデートクラブ、女教師と生徒、陵辱、盗撮、剃毛など昔のAVによくあるパターンで官能小説にも及ばへん感じやった… いつ、何でこの本買ったのか、誰かに借りたんやったか全く思いだせず…2013/08/07
カノープス
2
核心は、「二重性」と「棘」のメタファーにある。主人公・里久の二重生活は、表の「教師」という社会的仮面と、裏の「コールガール」という原始的な欲望の解放を対比させる。タイトルは、主人公の心身に刺さる痛みや、快楽と苦痛の境界を象徴する棘のように、読者の感情を突き刺すイメージを喚起する。全編を通じて官能描写に溢れ、この作家のイメージを壊しかねない内容となっている。やりすぎ感は否めない。2026/01/06




