河出文庫<br> 鬼とはなにか まつろわぬ民か、縄文の神か

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河出文庫
鬼とはなにか まつろわぬ民か、縄文の神か

  • 著者名:戸矢学【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 河出書房新社(2024/04発売)
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  • ISBN:9784309420899

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内容説明

来訪神は、鬼の姿で現れ福音をもたらし、太古の土俗神たちも、異形の鬼として荒ぶる神となるが、転じて守護神となる。怨霊、鬼道、鬼門、伝説などから、鬼は神と捉える日本人の信仰心の原像に迫る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

寝落ち6段

17
日本人は、鬼と共に生きてきた。鬼を祀る神社は多く、鬼祭は日本各地にある。諺や御伽噺に頻出し、生活習慣にも鬼は現れる。鬼は、恐ろしい者であり、力強い庇護者であった。各地に残る神になった鬼を手引きに、神の正体を紐解くと、神話時代に各地を治めていた王なのではないかと推測された。新興勢力に追いやられた王とその郎党は、深山幽谷に入り、鬼となっていったという。外国人、山賊、怨霊、被差別部落など、鬼の正体については諸説があるが、私は「鬼」の広義性が強く、正体は様々あると思っている。これもまた一つの鬼の形なのだと思えた。2025/05/21

ちび太

8
子どものころ鬼が怖かった。人間の大人が仮面を被っていると知りながら怖かった。恐怖心がどこから来たのか知りたくて読んだ。鬼は元々、神と同義。ヤマト政権が各地を征服する過程で、その土地にいた権力者(縄文人)を鬼として祀ったという説を著者は主張している。確かに納得感があるが、私の持つ恐怖心の正体は不明なままであった。2025/04/29

さとちゃん

8
2019年に単行本、2024年に文庫化。ずばり「鬼とはなにか」を論じた本書。特に面白く読んだのは第4章「女が鬼になるとき 舞い踊る夜叉」と第6章「鬼門という信仰 都人の祟り好き」でした。本書では呉市の「やぶ」を鬼の一形態として紹介していますが、地元の人曰く「やぶは鬼ではない」のですよ。筆者がどういう観点から「やぶ」を鬼にカテゴライズしたのか、機会あれば伺ってみたいです。2025/03/10

わ!

8
鬼の本まとめ読みの第四弾は戸矢学さんです。この方は、民俗学研究家なのですが「ヒルコ」や「ニギハヤヒ」など、興味深いタイトルの本を次々に書かれており、読んでみても下調べがしっかりしていて面白いのです。…で、この戸矢さんが描く「鬼」なのですが、かなりアプローチが異なります。もはや「鬼」=「まつろわぬ民」という前提で進んでいて、そんな前提から見えてくる日本史のようなものを浮かび上がらせています。(まぁ、ちょっと暴走かな…と思える論もありますが。)いろいろな神社の細かい由緒を、ポロッと語ってくれるのも嬉しいです。2024/06/12

fseigojp

7
関裕二は天皇鬼説だが、こちらは先住民族説2025/04/07

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