PHOTO ARK 生命の賛歌

著者名：ジョエル・サートレイ【著】/ナショナルジオグラフィック【編】/藤井留美【訳】

日経ナショナル ジオグラフィック（2024/04発売）

• ISBN：9784863136014

内容説明

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『動物の箱舟』から始まったPHOTO ARKシリーズ第4弾は、これまでで最も多い460種を収録。
ナショジオの写真家がレンズを通してとらえた、珍しい生き物たちの色、形、模様、表情や仕草。
地球上にきらめく生命の豊かな多様性を祝福する、渾身の写真集。

生き物を絶滅から救うため、彼らの存在を写真を通して知らしめたい――
人間の飼育下・保護下にあるすべての種を撮影するという壮大なプロジェクト「PHOTO ARK（フォト・アーク）」は、
長年ナショジオで活躍する写真家、ジョエル・サートレイが2005年に立ち上げた。
四半世紀をかけ、トータルで2万種を撮影する予定で、 機材トラブルやコロナ禍といった多くの困難や動物たちの気まぐれに翻弄されながらも、 世界中を駆け巡り、これまで実に1万5千種の生き物たちを撮影してきた。
動物たちのポートレート写真は、背景がすべて白か黒。
わたしたち見る者と目が合い、向き合える写真を撮ることで、 その種の存在を知り、彼らを絶滅から守るために何ができるかを考えるきっかけにしてほしいという、 写真家の願いが込められている。
PHOTO ARKと名付けられたこの箱舟には多種多様な生き物がが乗り込んでいるが、 その独特な造形や色、模様に、どれとして同じものはない。
同時に、生物学的にはかけ離れた種に、驚くほどの類似性が見られることもある。
地球上に生きる多様な生命の豊かさと複雑さに圧倒され、その美しさに息をのむ、唯一無二の動物写真集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[starbro]

ナショナル ジオグラフィックらしい多様性とユニークさを兼ね備えた頁を捲るのが楽しい絶滅危惧種写真集です。 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/24/010400005/

2024/02/03

[けんとまん１００７]

今ある姿は、そうあるべきもの。それが進化の歴史なんだと思う。そう思いながらも、この姿は・・この彩りは・・・と、不思議が増える一方だ。しかし、これだけ豊かな生命に溢れる一方で、絶滅に瀕している生命も少なくないこと。それは、何を物語っているのかを考える。

2024/07/07

[スリカータ]

正面を向いている生き物の目があまりにも真っ直ぐで、何かを訴えかけられているようで切なくなりました。どの写真も美しく、生き物の美は神の造形美だと感じました。

2024/06/23

[サクラ]

とても可愛かったり、びっくりするような姿だったり、素敵な写真集でした。ここに出てくる動物達が今もこの正解で安全に穏やかにその生命を全う出来ているのか…生き物達がこっちを向いていて目が合うショットでは何やら訴えられているようで目が離せなくなりました。

2024/03/09

[kaz]

写真の美しさと同時に、これらが絶滅に瀕しているのかという驚きに心が動かされる。図書館の内容紹介は『世界の動物園・保護施設で飼育されている動物を写真で記録するプロジェクト「フォト・アーク」。その中から絶滅に瀕する460種を掲載し、それぞれの絶滅の可能性について国際自然保護連合の基準を示す』。

2024/02/12