エネルギー・トランジション - 2050年カーボンニュートラル実現への道

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エネルギー・トランジション - 2050年カーボンニュートラル実現への道

  • 著者名:橘川武郎
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  • 白桃書房(2024/04発売)
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  • ISBN:9784561712336

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内容説明

7刷を数えた、同著者の『エネルギー・シフト:再生可能エネルギー主力電源化への道』の刊行後、エネルギーをめぐる世界と日本の情勢は大きく変化した。ウクライナ侵攻に伴う世界的エネルギー危機、気候変動による環境・生活への影響拡大、そして日本では菅首相(当時)の「2050年カーボンニュートラル宣言」、温室効果ガス削減目標46%への引き上げに加え、GX(グリーントランスフォーメーション)関連法案が次々と成立し、施行されている。そして我が国のエネルギー政策は大きく変化し、目指すべき大きな目標も「再生可能エネルギー主力電源化」から「カーボンニュートラル」へ深化するに至った。

カーボンニュートラルが今、全地球的な喫緊の課題であることは論を俟たない。しかし、数字合わせの面も見え隠れする現在の政府の施策をそのまま進めることで、日本が2050年にカーボンニュートラルを本当に実現できるのかについては、大いに疑わしいと著者は言う。

本書は、将来の絵姿を先に描いた上でそれをどのように実現していくか、シナリオ作成・明確化をしていくバックキャスト手法によって、日本のカーボンニュートラル達成の着実な道筋を描き出す。具体的には、カーボンニュートラルとエネルギー危機との関係について掘り下げたうえで、「2050年カーボンニュートラル宣言」(2020年)と「第6次エネルギー基本計画」(2021年閣議決定)の内容を検討した後、分野ごとに具体的なエネルギーのあり方を展望すると同時に、需要サイドからのアプローチとして、省エネルギーと地域の役割にも目を向ける。

国のエネルギー基本計画を決める重要審議会に一貫して参加してきた著者の、豊かな知見に裏打ちされ、率直で現実的な本書の主張は、2050年に日本がカーボンニュートラルを真に実現するための道を示すものである。

目次

序 章 エネルギー危機でカーボンニュートラルは後退するか
第1章 「2050年カーボンニュートラル宣言」とその後
第2章 カーボンニュートラルへの日本の施策
第3章 再生可能エネルギーをどうするか
第4章 原子力発電をどうするか
第5章 火力発電をどうするか
第6章 水素・アンモニア・合成燃料
第7章 需要サイドからのアプローチ
終 章 リアルなエネルギー・トランジションの道筋

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kentatnek

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今の情勢を見て、改めて書いて欲しい。2026/01/04

with plants

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日本のカーボンニュートラルへ向けて、課題や取り組むべき事項が明確に記されている。特にアンモニアや合成メタンを使った電力発電技術は、日本のエネルギー構成状況が逼迫しいるから本気で取り組めている事であり、カーボンニュートラル界のディープインパクトになれる可能性が示されており胸躍った。また発展途上国も含め全ての国々が取り組まなければ、地球全体のカーボンニュートラルはなし得ない。その点でも既存インフラを徹底活用できる技術は効果を発揮できる。 日本が2050年にはカーボンニュートラルリーダーになる世界を見たい。2025/06/12

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