内容説明
いまの仕事の未来に、
不安はありませんか?
AI研究のトップランナーが予測する
10年後の仕事、社会、そして生き方!
不可能と言われ続けてきた電気自動車の普及を
成し遂げたイーロン・マスク。
対話型AIの代名詞として
世界を席巻するChatGPT……。
いま、私たちを取り巻く環境は、
大きな変化のときを迎えています。
「当たり前」だと思っていたコトやモノ・思考が、
もはや時代遅れの遺物と化し、
AIを中心とした世界がいよいよ
動き始めています。
ただ、まだ多くの人は
「なんとなく不安」の状態で
いまを過ごしているのではないかと感じます。
ですが、もうそう遠くない未来に、
いまある仕事の8割はAIに
置き換わると言われています。
すでに、コンビニやスーパーでは
レジの無人化が見慣れた光景となり、
ZOOMなどを介して、
オンラインで商談や会議を
することが当たり前になりました。
そんな小さなAI化の積み重ねが続き、
あるときその事実を自覚したときには
あなたが「AI失業」の対象として
その憂き目にあってしまうかもしれません。
では、どうすればいいのでしょうか。
本書は、なくなる職業、伸びる職業を予想し、
また、どんな思考を持てば生き残れるかまでを、
AI研究の専門家であり、
経営者としても活躍する
川村秀憲教授が解説をしていきます。
AIが人類を超える日は早まっています。
わかり切った未来から目を背けるのはやめ、
この本でこれからとるべき道、
必要なスキルや思考を身につけ、
自分がこれから歩むべき道を定めていってください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yutaka
58
ざっと流し読み。AIの発展により、これまで言われていた「仕事は属人化させない」「若いうちの苦労は買ってでもしろ」「習慣化」などが、いずれもよろしくないとの解釈が示されている。これからの職業選択・業務の進行にあたりAIとどのようにお付き合いをしていくべきなのか…個人的にも悩ましいところです。2024/09/08
ハスゴン
26
タイトルが刺激的だが、若い人にも読んでもらいなんなら学生にも読んでもらい差別化するにはどうしたらいいかを考えるには素晴らしい本だと思う。2024/12/15
みっこ
25
業種別の詳細は以前読んだ本との重複も多く、さらっと流しましたが、後半部分がとても参考になりました。これからの時代、私たちはどう生きていけばいいのか。そして今を生きる子どもたちをどう育てていけばいいのか。仕事の属人化がNGとされた時代から、『自分だからできる仕事』が価値を持つ時代へ。自分は何が好きなのか、何がやりたいのか、何が得意で何ができるのか。自分の子どもとは明らかに変わってきた価値観を受け入れていかなくては。2024/08/13
みゃーこ
22
シンギュラリティ(AIと人の知能の臨界点)は早々に到来しそうだ。その時生き残れる人材とは、他の本とトートロジーになるがやはりAIが苦手なこと、すなわち「意思決定」の分野だ。つまりこれからは「人間が面倒だ」と思う仕事はAIに取って代わられやりたいことだけを仕事にできる。もっと言えば「仕事」という概念まで覆されるかもしれない。それを脅威と感じるか歓迎するのか。属人化がネガティブと捉えられレールの上を皆が走って来た競走レースな意味を持たなくなる。全てにおいて意思決定している主体が人間であることを思い知らされる。2024/07/05
morinokazedayori
18
★★★★AIの登場でたくさんの今ある仕事が将来なくなる、と初めて聞いたのはいつだったか。加速度的な進化と普及で、その「将来」がぐっの迫ってきているのを感じた。10年後を見据えて、今の仕事のどの部分に注力するか、転職するならどんな仕事を選ぶか、常に情報収集と自分のスキルアップに励まないとと、焦る。今分かってよかった。10年後に慌てないように準備したい。2025/05/04