内容説明
古本屋店主にして作家となった出久根達郎。その古本小説のなかから傑作を選び出したアンソロジー。少年時代の本との出会い、下町の古本屋での修業時代、独立後の苦労など、著者自身の体験を作品化したもの。本に憑りつかれた人々の妄執の凄まじさ、一冊の本に込められた思い、人と本が織りなす様々な人生模様を描いた作品23編を収録。オリジナル・アンソロジー。
目次
古本屋のにおい/猫じゃ猫じゃ/カーテンのにおい/書棚の隅っこ/古本をあきなう/おやじの値段/腹中石/紙魚たりし/背広/セドリ/えっぽどのこと/思い出のページ/本の家/焼き芋のぬくもり/金次郎の愛読書/江戸っ子/住吉さま/親父たち/本の劇場/そつじながら/赤い鳩/饅頭そうだ/送り火ちらほら/最後の本/シオリ/雪/東京駅の蟻/無明の蝶/解説 南陀楼綾繁
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