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内容説明
誰にでも「考え方の癖」があり、「これが常識だ」と思いこんだり、物事を片側しか見ていなかったり、自分の価値観が絶対だと思いがちだ。そのために、新しいアイデアが出なかったり、周りの人と認識のギャップを埋められなかったりして、仕事にも悪い影響があるかもしれない。目に見えない構造を理解することで、全く別の見方ができると気づいてほしい。ヨシタケシンスケさんのイラストも満載!
目次
はじめに/第1章 「心の癖」を自覚する/1 思考回路が行動を決める/2 始まり方が終わり方を決める/3 遠くのものの方がありがたい?/4 気づいた時点で解決している/5 「単純に考える」方が、実は大変?/6 みんな「自分は特殊である」と思っている/7 「自分中心」からの脱却──自分に合わせさせるか、相手に合わせるか/第2章 「物理の法則」は、人間にも当てはまる/1 物理的世界と精神的世界/2 作用反作用の法則/3 心のドップラー効果──近づいてくるものと過ぎ去ったものは見え方が違う/4 どんな仕事にも、上流と下流がある/5 侵食する側とされる側は決まっている/6 「フラクタル」は身の回りにもある──一人の世界と七〇億人の世界/第3章 「メリット」は必ず「デメリット」になる/1 「資産」はいずれ「重荷」になる/2 「成功」の反意語は「失敗」か?──両極端か中庸か/3 一体どっちが正しいの?/4 常識は非常識、非常識は常識/5 「線を引く」ことの功罪/6 「数字」はアイデア貧者のよりどころ/7 自由旅行とパッケージ旅行、どちらが「自由?」/8 「大括り」か「小分け」か〈その1〉/9 「大括り」か「小分け」か〈その2〉/第4章 「対比」と「軸」で見えてくるもの/1 論理と感情のギャップ/2 具体と抽象──「抽象的」だからわからない?/3 形から入るか、中身から入るか/4 時間とお金は、同じもの?/5 「同じ」と「違う」は大きく違う/6 決定論と確率論──「万馬券」を買える人、買えない人/7 「自由度の大小」の視点を持つ/8 仕事を選ぶための意外な視点とは?/おわりに/文庫版あとがき
感想・レビュー
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