徳間文庫<br> 南方署強行犯係 黄泉路の犬 〈新装版〉

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徳間文庫
南方署強行犯係 黄泉路の犬 〈新装版〉

  • 著者名:近藤史恵【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 徳間書店(2024/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198949358

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内容説明

「ビストロ・パ・マル」シリーズ
『ホテルピーベリー』
大注目著者が挑んだ初の警察小説シリーズ!
新装版第二弾!

アニマルホーダー
(劣悪多頭飼育者)
×
殺人事件!?


異色の刑事バディが
「愛犬誘拐事件」の謎に挑む


東中島で強盗傷害事件が発生。
家にいた姉妹は刃物をつきつけられ、
現金二万円、愛犬のチワワも奪われたという。

南方署に配属されて三ヶ月。
新米刑事の會川圭司は、
変わり者の先輩女性刑事、
黒岩とともに事件を追うことになった。

捜査を進めるうちに見えてきた
動物虐待の実態。
さらには、ある女性の死体を
発見することになり――。

異色刑事バディの活躍を描く
警察小説シリーズ、第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

70
〈南方署強行犯係〉シリーズ2作目。2005年トクマ・ノベルズ作品の新装版。タイトルどおり動物が絡む事件だが殺人現場より凄まじい場面に怒りを覚える。飼い主が自殺し残された多頭飼いの犬猫がどういう事になるか想像して欲しい。作者は他に犬を取り上げたシリーズ作品を書いているが、同様に人間の身勝手さが動物を苦しめる事の戒めを訴えている。配属から3ヶ月の會川と黒岩のバディが事件に取り組む。今作は2人のプライベートも書かれていて前作よりさらに親近感を持てた。2024/04/13

ぶんぶん

29
【図書館】「南方署強行犯係・シリーズ」第2弾! あの、黒岩と會川が帰って来た。 今度は「チワワ」探しと思ったら「動物多頭飼育」の現状が・・・そして、その場に首つり死体が。 「アニマル・ホーダー」の悲しい事実が、事件に振り回される黒岩と家庭の事情が絡みつく、それをどうにも出来ない會川がいる。 相変わらず、飄々とした宗司のキャラクターが良い。 黒岩の今後が観て見たいが、2024年10月、続刊の予定すらない・・・2024/10/04

ちょん

26
朝から読み始めて一気に読了!(いつ仕事した?)えっ、めっちゃ好き。めっちゃ好きなのに2巻から読んでしまった、タイムマシン欲しい…。アニマルホーダーという心の病気、考えさせられる。文中の「人間が自分でパートナーとして選んだ命は、それがエゴだからこそ、人間が責任を持って守るべきだと思っているんです」の言葉、心に響きました。あと「虹の橋」のおとぎ話。聞いた事なくてショックだった。多分今日夢に出る。いいショックだけど、妄想すると辛い。2024/06/04

たっきー

11
南方署強行犯係シリーズ第2作。1作目は未読だが、こちらだけでも楽しめる。チワワを奪われた事件、犬を多頭飼いしていた飼い主が亡くなっている事件の真相を探るミステリー。2024/07/23

コブタ

9
南方署第2弾、多頭飼育の酷さに読み進めるのを少々ためらう。會川兄弟の会話と猫の太郎(という名のメス猫)とチビが癒やしてくれる。太郎とチビの成長と甥っ子を預かる黒岩の今後を読んでみたい2024/09/16

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