内容説明
清少納言の妹が、
霊力を失った
陰陽師に弟子入り!?
夢の中に響く笛の音――名器『葉二つ』の謎。
怪異に満ちた平安後宮ミステリー!
少女・小鹿は、清少納言の実の妹であるとして貧民街から引き取られ、御所の中宮定子付きの針女(下働き)として仕えることに。
定子は一条天皇の寵を受けつつも、父の関白・藤原道隆の死や左大臣・藤原道長の台頭により不安な日々を過ごしている。
そんな折、ひょんなことから、小鹿は稀代の陰陽師・安倍晴明に弟子入りすることとなった。
玄妙なる怪異に満ちた平安伝奇絵巻。
目 次
第一帖 葉二ふたつ
第二帖 後宮十二司
第三帖 八雲立つ
第四帖 服妖
第五帖 禁色の宣旨
第六帖 妖面
第七帖 糺ノ森
あとがき
参考文献
カバーイラスト/下村富美
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
イシカミハサミ
12
世界観は好きだけれど、物語は合わなかった。 というより世界観と物語の噛み合わせが合わなかった。 タイトル通り、主役は安倍晴明。 陰陽道の描写は実際と虚構の混合のような感じ。 どちらもいい程度に含まれていていい調整。 ストーリーはほぼ捕物帳。 証拠を集めて犯人を捜す。 地道な調査という作業が安倍晴明というキャラクターと イメージ的に噛み合わなかった。 ラストシーンで知らない人ばかりになるのも 捕物帖のような読み物としてもイマイチに感じた。2024/12/21
Hanna
1
タイトルの安倍晴明で手に取ったものの、晴明がなかなか出てこない。というものの、清少納言の妹かもな設定である小鹿目線で物語が進む。ちょっと珍しい。2024/12/24
taiyou gyousi
1
登場人物が安倍晴明、清少納言、定子…など、ワクワクする人物ばかり。その中で、おどろおどろしい殺人事件が起きていく。 最後まで息つく暇がなく、一気に読めた。おもしろかった!2024/05/22
桜城誠
0
タイトルは安倍晴明だけど、ヒロインの小鹿という少女視点で描かれる。平安時代に明るくないので小鹿が色々質問してくれて助かった。政治や色恋やらなんやらかんやら複雑に絡み合った内容だけど読みにくくはなかった。ミステリーあり陰陽術あり呪術ありの盛り盛りな内容で良い。続刊も読むぞー!2024/11/30
藤井努
0
老齢の安倍晴明と少女小鹿の内裏を守る戦い。思わぬ血縁関係の驚きです。2024/09/21
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