内容説明
人気建築家・中村好文が吉田牧場の主・吉田全作の依頼に応え、力を合わせて作りあげたのは、線にも管にもつながらない、エネルギー自給自足が持続可能な小屋だった。本書では、その全貌と詳細を一挙公開。太陽光発電のシステム、雨水を濾過して飲料水にする仕組み、太陽熱温水器で雨水を温めて風呂に入る方法、ガスを使わずに調理する七厘レンジやキッチンストーヴ、食器を洗った排水を傾斜土槽とバイオ・ジオ・フィルターを通して、微生物によってキレイにしてからビオトープに流す仕組み、匂いもなく快適なコンポストトイレなどなど。現代のテクノロジーを駆使してエネルギーを作り、循環させる小屋づくりを紹介します。これなら、住み続けられます。地震や豪雨などによる災害の多い日本に暮らす多くの人のヒントになる本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふう
25
我が家でもできることはないかなあ、と調べながら読んだ。ビオトープが素敵。しかし、料理も暖房もお任せのストーヴ。夏は暑くてやりきれないんじゃないのかなぁ。2023/02/18
mayuge
2
実際にこのような暮らしができるのだと、勇気を貰える本。不便もあるだろうが、きっと気持ちのいい暮らし方。"思想は暮らしのわざである。"2025/03/29
ponnnakano
1
LEMM HUTは自分の家(別荘?)ということもあり実験と言いながらも、不便を楽しむことに重点が置かれていたような気がします。今回は気合の入った依頼人に恵まれて、好文さんが本気で線と管をつながないことに取り組んだ結果、心残りの無い設計ができたようです。でもこの家のようにビオトープを作ろうと思うと敷地の問題があって、誰にでもできるというものでは無いかなとも思いました。(線と管を減らすことは可能と思います。)できた家は、籠り部屋の窓や小さいバルコニーとか、見た瞬間からいいな〜と思えるのは理屈抜き。いいよな〜。2022/10/04




