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内容説明
昭和11年、プロ野球旗揚げとほぼ同時に二・二六事件が起こり、日本は戦争へとなだれ込む。日中戦争、太平洋戦争、そして終戦。引き分け禁止や日本語化といった影響を被りながらも断続的にリーグ戦を行い、野球界も戦渦に巻き込まれてゆく。特攻に志願する者、病いや飢えで命を落とす者、帰国して活躍する者――人生の数だけ戦争の記憶がある。プロ野球草創期に生きた122名の選手たちの体験談や秘話をもとに、新たな視点で戦争の悲惨さを伝える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鴨の入れ首
4
【年間500冊読破】2024年4月刊。図書館本です。日中戦争や太平洋戦争で戦って死んでいったプロ野球選手・六大学野球選手が紹介されていました。戦争の犠牲になった野球選手と言えば沢村栄治さんが有名ですが、プロ野球草創期にこれほどまでに戦争によって翻弄されたのか、読んでて絶句しました。本書で紹介されていたのは122人でしたが、それでもごく一部であっただろうということが怖ろしいです。野球好きの端くれとして、平和に野球を楽しめる日常に感謝したいですね。大変興味深い良書でした。2025/02/21
takao
3
ふむ2024/05/09
きりん
2
プロ野球の黎明期は戦争の時代と重なっており、選手も召集され戦火に散った。戦争中も軍との駆け引きにより末期を除いて職業野球が行われていたのは驚き。 2025/08/27
テイク
2
プロ野球選手(本書では六大学等含む)が日中戦争から太平洋戦争にかけてどの様に生きたか死んだかを紹介する。 沢村栄治(巨)影浦将(神)等有名な戦死者や戦後も活躍した川上哲治(巨)藤村富美男(神)鶴岡一人(南)などの戦時中のエピソードだけでなく無名選手達の、戦争に巻き込まれても最後まで所謂敵性競技である野球を愛した生き様に心打たれる。又、多くの有望選手の未来を閉した戦争や軍部の愚かさにも怒りを覚える。長嶋茂雄のプロ入りまでプロ野球は学生野球より卑下さ」ていたというが戦前戦中の時点で国民の相当な熱量を感じる。2024/10/29




