内容説明
本書は、ノートを「書く」だけでなく「振り返りスキル」を身につけることを提案する本です。
今の時代は、変化が大きく、問題が複雑化し、多くの人が不安を感じて生きています。さらに、ネットやSNSの情報に踊らされて、心の安定を崩している人も多くいます。寝るまでYouTubeやインスタを見て、起きたらLINE、日中は仕事のメールやSNSで費やし、常に自分以外の誰かが作った外の情報を処理することに多くのエネルギーを使っています。すると自分が何をしたいのか、何を考えたのか、自分自身が分からなくなってしまいます。
ノートに書き、振り返ることで、自分の心の声が聞こえ、未来に向けてどう行動すればいいか、自分らしい生き方をするにはどうすればいいかが明確になり、実行に移せるようになります。
書くだけで終わらせず、振り返るスキルを手に入れた方は、自分が本当に望む仕事に転職したり、病気の苦しさから立ち直ったり、新しい挑戦をはじめたりしています。「振り返り」には、自分で人生を切り開く力があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しん
19
1日を振り返り、1週間を振り返り、1か月、そして1年を振り返る方法について書かれている本。確かにやりっぱなしではなく、その経験を次に活かして行けば、何かが変わりそうな気がします。書きっぱなしのモーニングページも振り返るときっと得られるものは多いと思っているのですが、なかなか習慣化できません。自分なりに振り返りの習慣を身につけて、明日へ活かそうと思います。フォーマットも自分なりにアレンジできたら良いなと思います。特にワンデー振り返りについては。実践して試してみたいと思う本でした。2024/07/07
paluko
10
「反省会的な振り返りは、謙虚とも言えますが、多くの方にとっては自信を失う時間になっています。何よりも、楽しくない」(22頁)。言えてるなー。そもそも「振り返り」という動作は後ろを向くわけだから建設的、創造的なイメージに結びつきにくいし。1日の中で心が動いた出来事を3つピックアップ→上記1週分(21個)の中から3つをピックアップ→上記1か月分の中から内面・行動・結果について各々max3個までピックアップ という、過ごした時間や日々の記録が体系的に見返せる手法が紹介されている。やってみる価値はありそう。2025/03/29
ななこ
6
会社で自主的に日報を書いているので、その効果を最大化できればな、と思い読み始める。1日の記録を積み重ねるだけでなく、1週間・1ヶ月・1年と決まったリズムで振り返りをすることで、ざっくばらんな中にも共通するひとつの本質のようなものが見えてきたり、過去と現在の差分に気づいたり、忘れていたことを思い出したりする。私は目的もこだわりもないなりに、11年間日記を書いては読み返してきたので、体験的に理解できる部分も多くあった。自分が無自覚にしてきたことが言語化されていくようで面白かった。2024/06/14
mym
5
手帳に色々書いてるけど、書いて終わってるので何とかしたいなぁと、読んでみました。何かに気付いて、変われるかな。続けよう。2025/03/18
ニューポートくん
4
▼デイリーシートはモヤモヤしたり解決したりしたいときにスポットとして活用する。ウィークリーシートは毎日出来事+意味付けを3つに絞って記録する。そして1習慣単位で、俯瞰してみたときの気づきを書き、未来へのベイビーステップに具体化する。マンスリーは4週分を俯瞰して、1〜3本の内面(感情・思考)、行動したこと、結果で起ったことを記録する。共通しているのは、自分に虫眼鏡を当てて、思考/感情/行動/結果の傾向を掴んでいくこと。実行できれば間違いなく人生は変化していく良書。2025/04/19
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