内容説明
本塁打王、2度目のMVPを獲得し、プロスポーツ史上最高額でロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決まった大谷翔平。渡米以来、その進化の過程を見続けた米国のジャーナリストが語る「二刀流」のすごさとは。データ分析や取材を通して浮かび上がってきた独自の野球哲学、移籍後の展望など徹底解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
36
2024年4月刊。ロサンゼルスの日本人記者と米国記者2人による鼎談。この時点で大谷の歴史的な凄さは明らかで、今更かなと思ったが中々刺激的だった。米国記者(1人は日本とのハーフ)がズバズバ言いたい事を言う。時々大谷から離れた議論になるのも面白い。以下自分用メモ。⚫︎日本の報道は米国人の発言を書きたがる。日本人が「海外の評価」を気にし過ぎるから。⚫︎米国のプロスポーツNO1はいずれサッカーになるのでは。⚫︎大谷は日本の年功序列から自由になって消耗を逃れた。⚫︎バスケットとアメフトはあっと驚くプレーで野球に勝る2025/03/12
yyrn
20
あっという間に読める本。ロスのスポーツコラムニストやエンゼルス担当記者たち(米国人2人、日本人1人)による大谷翔平に関する鼎談集。ドジャースに移籍が決まり、24年シーズンが始まる前の時期だったので、水原一平通訳の巨額詐欺事件や真美子さんとの結婚話しは、最後に付け足されている程度で、本論はアメリカ人が大谷翔平をどう見ているか、日本人が思い描く聖人君子+神格化された扱いにはなっていない点が日本の礼賛本とは異なる。▼誰もやれなかった二刀流でのすごい成績にリスペクトはしつつも、1000億円の報酬のほとんどを⇒2024/08/12
しーふぉ
19
アメリカの記者が見た大谷翔平。しかし取材は制限されているので個人的な話しはなし。日本のメディアは自分たちの言いたいことを現地メディアはこう言ってると報道したり、現地の人にオオタニさんと言わせたりしていて、ジャーナリストとしてどうなんだ?って言ってたりするのが印象的だった。2024/06/19
ランラン
5
若い番記者が実際に取材し感じていることがよくわかった。大谷翔平の良い面だけでなく不満に思っていることも記されている。大谷翔平のエンジェルス時代のマスコミに対しての対応が限られていたことは問題であったようだ。ドジャースに移籍後はその問題は解消されている。2024/08/01
TadashiK
4
★★★★☆日米3人番記者の対談形式。大谷について過度にヨイショすることなく、フェアに書かれていてとても面白い。日本の報道だけでは絶対に知り得ない大谷や球団環境について知れる。2024/09/09
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